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39歳大矢、完璧ダッシュ…陸上車いす100で「銀」

 
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 男子100メートル(車いすT52)決勝で、大矢勇気(ニッセイ・ニュークリエーション)が17秒18で銀メダルを獲得した。女子1500メートル(知的障害)決勝は、古屋杏樹(彩tama)が4分38秒58の4位、蒔田沙弥香(パルク)が6位、山本萌恵子(光ヶ丘女子高職)は7位だった。男子1500メートル(知的障害)決勝は、赤井大樹(十川ゴム)が3分58秒78の5位、岩田悠希(one’s)が8位、十川裕次(ソレイユ)が9位だった。

短距離転向で才能が開花

陸上男子100メートルで銀メダルを獲得した大矢勇気
陸上男子100メートルで銀メダルを獲得した大矢勇気

 スタートダッシュを得意にする大矢が、プラン通りに銀メダルに輝いた。

 男子100メートル(車いすT52)。号砲で最高の飛び出しを決めた。世界記録保持者のレイモンド・マーティン(米)に中盤でかわされたが、持ち味を出し切った。レース後は悔しさをにじませつつ、「今自分が出せる力は発揮できたかな」。39歳で初めて立ったパラの舞台を感慨深げに振り返った。

 7月の国内大会で16秒75のアジア新記録をマークするなど今季は絶好調。2019年世界選手権銅のエース、伊藤智也(バイエル薬品)の陰に隠れているが、100メートル専門として評価は高い。伊藤が本番直前のクラス分けで、より軽いクラスに変更されたこともあり、メダルを虎視たんたんと狙っていた。

 兵庫県出身。16歳の時に事故で脊髄を損傷し、車いすの生活に。05年に競技を始めた当初は中長距離をしていたが、短距離に転向して才能が開花した。

 ここ数年、終盤の失速が大きな課題だった。コーチとの二人三脚の取り組みで、「30メートル以降にギアチェンジする部分を、今まで以上に意識して伸ばし、苦手を改善した」。今年5月に行った国立競技場でのテスト大会でも、納得のいく走りが出来たと自信を深めていた。今大会、各競技で日本のベテラン勢が活躍していることも励みに、この日のレースにつなげて見せた。(畔川吉永)

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2337581 0 東京パラリンピック 2021/09/03 15:00:00 2021/09/03 15:00:00 陸上男子100メートルで銀メダルを獲得した大矢勇気(3日、国立競技場で)=杉本昌大撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210903-OYT1I50109-T.jpg?type=thumbnail
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