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上地「銀」成長の証し…車いすテニス

 
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車いすテニス女子シングルス決勝でオランダのディーデ・デフロートに敗れ、銀メダルとなった上地結衣=近藤誠撮影
車いすテニス女子シングルス決勝でオランダのディーデ・デフロートに敗れ、銀メダルとなった上地結衣=近藤誠撮影

 女子シングルス決勝で、世界ランキング2位の上地結衣(三井住友銀行)は同1位のディーデ・デフロート(オランダ)にストレートで敗れたが、この種目で日本勢初の銀メダルを獲得した。男子ダブルス3位決定戦に臨んだ国枝慎吾(ユニクロ)、真田卓(凸版印刷)組はオランダペアに、混合上下肢障害シングルス3位決定戦の 菅野すげの 浩二(リクルートオフィスサポート)はオランダ選手に敗れ、ともに4位だった。

最後まで粘り

 地元開催のパラリンピックで金メダルという上地の悲願達成はならず、試合後はデフロートと健闘をたたえ合った。

 第1セットは3―6で落としたが、第2セットで粘りに粘った。3―5から3ゲームを連取。相手のマッチポイントを何度もしのいでタイブレイクまでもつれ込んだ。最後は相手の強打に屈し、「自分の思ったようなプレーができたが、それを上回る相手のパワー、戦術だった」と振り返った。

 高校3年の時に出場したロンドン大会を最後に引退するつもりだったが、大歓声の中で強豪と競うことに喜びを感じて現役を続行した。その大会の男子シングルスで国枝慎吾が優勝した場面を間近で見て、金メダルへの憧れを強くした。

 世界1位も経験して臨んだ前回リオデジャネイロ大会は3位。その悔しさを胸に、バックハンドからのトップスピンを強化するなど攻撃の幅を増やすことに力を入れた。機動力を高めようと車いすのタイヤのサイズを大きくし、こぐ力をつけるため筋力強化に励んだ。

 「最後までしっかり攻めることができたのは(自分を)褒めてあげたい。今、自分ができることはやりきったと思う。ただ、銀メダルはやっぱり悔しい」。頂点には届かなかった。それでも5年間の努力の成果は十分に示した。(矢萩雅人)

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2339606 0 東京パラリンピック 2021/09/04 05:00:00 2021/09/04 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210904-OYT1I50017-T.jpg?type=thumbnail
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