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パラ冬・夏出場の太田渉子、メダルに届かず…テコンドー

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 東京パラリンピックは4日、テコンドー競技が行われ、女子58キロ超級(上肢障害)で冬季パラリンピックメダリストの太田渉子(32)(ソフトバンク)は敗者復活2回戦でオーストラリアの選手に12-32で敗れた。

テコンドー女子58キロ超級敗者復活戦2回戦で、豪州選手と戦う太田渉子(右)(4日、幕張メッセで)=沼田光太郎撮影
テコンドー女子58キロ超級敗者復活戦2回戦で、豪州選手と戦う太田渉子(右)(4日、幕張メッセで)=沼田光太郎撮影

 初戦でウズベキスタンの選手に敗れ、回った敗者復活1回戦は相手選手の棄権で不戦勝となり、敗者復活2回戦に臨んだ。

 主に上肢障害の選手が競うパラテコンドーでは、胴体への蹴りだけが得点となる。試合開始直後に太田が先制ポイントを挙げたが、その後は相手の連続攻撃に苦しい戦い。8点差をつけられた第3ラウンドは、ポイントを奪うことができず、そのまま敗退が決まった。

 山形県尾花沢市出身。生まれつき左手の指がない。小学生の頃から地元のスポーツ少年団でスキーに熱中。冬季パラリンピックには距離スキーとバイアスロンで2006年トリノ、10年バンクーバー、14年ソチと3大会連続出場し、バンクーバーで銀、トリノで銅メダルを獲得した。ソチでは日本選手団の旗手も務めた。

 「すべてやり尽くして、ほっとした。スキー漬けの毎日だったので、ほかのことも経験したい」と、第一線から離れ、会社員生活や旅行などを楽しんでいたが、「趣味の一つに格闘技があってもいいかも」と思うようになった。

 15年にテコンドーが東京パラリンピックに正式採用されたが、その時に国内の選手はゼロだったという。「テコンドーってどういう競技なのかなと興味を持って見に行ったことがきっかけで、練習を始めるようになった」と、太田の新たな挑戦が始まった。16年に初めて国際大会に出場し、18年には全日本選手権を制覇して国内パラテコンドー界のトップ選手となった。

 「(冬季パラの)表彰台から見た景色は今でも忘れられない」――。冬夏両大会で、まだ手にしていない金メダルを目標に東京に臨んだが、その夢は持ち越しとなった。

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2340853 0 東京パラリンピック2020速報 2021/09/04 21:17:00 2021/09/04 21:17:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210904-OYT1I50127-T.jpg?type=thumbnail
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