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最高齢・西島、脚のけいれん乗り越えてゴール「どうしても着きたかった」…女子マラソン

 
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 東京パラリンピック最終日の5日、陸上のマラソンが行われ、女子マラソン視覚障害のクラスで、日本選手団最年長の66歳、西島美保子(JBMA)が8位でゴールした。

陸上女子マラソンで力走する西島美保子(右)(5日午前9時55分、東京都新宿区で)=富永健太郎撮影
陸上女子マラソンで力走する西島美保子(右)(5日午前9時55分、東京都新宿区で)=富永健太郎撮影

 西島は、前傾姿勢で着実に脚を進めて国立競技場に戻ってくると、ゲート付近で立ち止まって脚のストレッチ運動。一呼吸おくと、8位でゴールした。

 「30キロ以降、脚にけいれんが起きて、5、6回止まったんじゃないかな。でもどうしてもゴールにだけは着きたかった。5年間、色々とつらい練習もあったし、そんなことを克服しながら頑張ってきた。とにかくゴールが見えたときはうれしかった」。生まれつき、弱視だが、44歳の時に夫の影響で長距離走を始めた。前回リオ大会では完走できなかった雪辱を果たして、ほっとした表情を見せた。

ガイドランナーは20代と30代

 ガイドランナーと呼ばれる伴走者を務めたのは、西島とは親子ほども年齢の離れた20代と30代の2人だった。前半の宮崎勇将さん(25)は「ゴールに向かい続ける姿勢に感動した。前半の伴走を終えて、競技場に戻ると、まさかの状況になっていた。大丈夫か、と思ったが、走り切れて一安心です」。

 後半の山口遥さん(34)も「脚の異変には気づいていた。脚は動かないけど、気持ちは行けるんだということが表情から分かって、歩いてでも脚を伸ばしながらでもゴールできると思った」と大先輩ランナーの頑張りを喜んだ。

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2342159 0 東京パラリンピック 2021/09/05 14:32:00 2021/09/05 14:32:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210905-OYT1I50072-T.jpg?type=thumbnail
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