氷点下の造形美…北海道斜里町ウトロ港

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レンズは10・5ミリ対角魚眼 シャッタースピード60分の1秒 絞りF8 ISO感度400 水深約4メートル
レンズは10・5ミリ対角魚眼 シャッタースピード60分の1秒 絞りF8 ISO感度400 水深約4メートル

 世界自然遺産「知床」。2月、北海道斜里町ウトロの海は、流氷でびっしりと埋め尽くされていた。

 ドライスーツを着用し、流氷のすき間から飛び込むと、手元のダイビングコンピューターの水温は、マイナス2度。フードから露出した顔は冷たいを通り越して鋭い痛みを感じる。

 潮や風で絶えず氷は動く。港内の状態が安定しているのを確認し、氷の割れ目に出入り口を確保。ガイドの先導で海中を泳ぎ進むと、流氷が造った白い洞窟に光が差し込み、神秘的な世界が広がっていた。

 陸から眺める流氷は平らな部分が多いが、水中では氷が重なり合って複雑な表情を見せる。厚さ5メートル近くある塊が目の前に現れた時はただただ圧倒された。

 シベリア沿岸やサハリン東岸で生まれた流氷は、海流に乗ってオホーツク海を南下して、北海道に着岸する。網走地方気象台によると、今季の流氷は2月3日に網走市の海岸に接岸し、船舶航行が不能となる「流氷接岸初日」を迎えた。知床の海は、例年3月半ばまで流氷に覆われる。

 流氷のダイビングツアーを企画する「ロビンソンダイビングサービス」(札幌市)の代表、西村浩司さん(53)は、「重装備が必要な寒冷地で、頭上が閉ざされる流氷ダイビングは究極のダイビング。流氷の造形美を楽しんでほしい」と話している。(写真・文 佐々木紀明、米山要)

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2834360 0 水中点描 2022/03/14 12:00:00 2022/03/14 12:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/03/20220310-OYT8I50014-T.jpg?type=thumbnail

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