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    第40回

    総評 鋭い感性が光る…立木義浩

     「ニュースフォト部門」のカメラの眼は、純粋や無邪気だけではあり得ないが、目の前で起きる「藪から棒」には身体で反応するしかない。その対極には冷静に考えて撮れる写真もあり、デジタル技術によって大抵のものが写ってしまうことも武器になっている。

     「マイベストフォト」は入賞4点のうち3点が縦位置の写真だった。大変珍しいことだが、大歓迎である。3点とも日常の生活のひとコマを写し取って心温まるベストフォトになっている。大賞の「落雷」は夏の夕暮れに起きた異変をドラマチックに捉えた。

     「中高生フォト」は3枚組みが多いのは過不足なく思いを表現できるからだろうか。テーマは家族の終末、観念的意識、食と命の問題、女子高生の揺れる悩み、部活の心情など、実に興味深く写真そのものも達者である。限られた生活範囲の中で感性が鋭くなっている。

    審査委員

    立木義浩、安珠(以上写真家)、野口健(登山家)、滝鼻太郎(読売新聞東京本社写真部長)、西倉匡(大阪本社写真部長)、秋元和夫(西部本社写真部長)

    東京、大阪、福岡で入賞作品展 富士フイルムフォトサロン

    【東京】2019年3月1日(金)~7日(木) 東京都港区赤坂9の7の3フジフイルムスクエア(電)03・6271・3351

    【大阪】4月12日(金)~18日(木) 大阪市中央区本町2の5の7メットライフ本町スクエア1F(電)06・6205・8000

    【福岡】6月7日(金)~12日(水) 福岡市博多区住吉3の1の1富士フイルム福岡ビル1F(電)092・289・7307

    2018年12月19日 09時04分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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