文字サイズ

    拉致解決へ河野外相、北外相に「対話の用意」

     河野外相と北朝鮮の李容浩リヨンホ外相が、3日にシンガポールで行った意見交換の内容が分かった。河野氏は、日本政府として日本人拉致問題の解決に向け対話を行う用意があることを伝え、李氏は対話を拒否しなかった。複数の日朝関係筋が明らかにした。

     河野氏は「日朝間で話し合う用意がある。拉致問題の解決につながることが極めて重要だ」と語りかけ、安倍首相と北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長による首脳会談も含めた日朝間の対話が必要だとの考えを伝えた。

     李氏から拒む発言はなく、北朝鮮側が従来繰り返してきた「拉致問題は解決済み」との主張もなかった。

     さらに河野氏は「核、ミサイル、拉致問題が解決すれば、(2002年の)日朝平壌宣言に基づき、不幸な過去を清算して国交を正常化し、経済協力を行う用意がある」と強調した。李氏は「日本がまずしなければならない課題は過去の清算だ」と述べた。

    (ここまで391文字 / 残り263文字)
    2018年08月10日 07時27分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    読売プレミアムに登録された方 記事の続きへ
    未登録の方新規登録へ
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP