安倍首相と会談、習主席「発展改善のチャンス」

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会談で握手する安倍首相(左)と中国の習近平国家主席(12日午前、ロシア・ウラジオストクで)=代表撮影
会談で握手する安倍首相(左)と中国の習近平国家主席(12日午前、ロシア・ウラジオストクで)=代表撮影

 【ウラジオストク(ロシア極東)=田島大志、中川孝之】安倍首相は12日午前、訪問先のロシア・ウラジオストクで中国の習近平シージンピン国家主席と約40分間会談した。両首脳は10月の首相訪中に向け、最終調整することで一致した。北朝鮮の非核化に向けて緊密に連携していくことも確認した。

 両首脳の会談は昨年11月にベトナム・ダナンで行って以来で、7回目。習氏は会談で「中日関係の絶えざる発展を進める重要な共通認識を持っている。双方の共通した努力のもとで、正常な軌道に入り、発展改善するチャンスに恵まれている」と強調した。首相の10月訪中については、「歓迎する」と表明した。

 首相は、自身の訪中後に習氏に来日するように招請した。習氏は「留意する」と答えた。首相は会談後、記者団に「日中が友好関係、協力関係を深めていくとの共通認識を改めて確認した。両首脳の往来により、両国関係を新たな段階に押し上げていくことによって、北東アジアの平和と繁栄の礎を築きあげていきたい」と語った。

 首相訪中は、1978年の日中平和友好条約発効から40周年となる10月23日に合わせた日程を軸に調整している。9月20日投開票の自民党総裁選での首相(党総裁)の連続3選が前提となる。

 両首脳は会談で、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長による2度目の米朝首脳会談に向けた調整が行われている情勢を受け、朝鮮半島の非核化を日中共通の目標とすることも改めて確認した。首相は、北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決に向けた日本の立場を説明し、習氏から支持を得た。

 両首脳は、中国が推進する巨大経済圏構想「一帯一路」での連携を念頭に、日中の民間企業が第三国で行うインフラ(社会基盤)整備を推進していくことで一致した。

 米国が保護主義的な政策を強めていることを念頭に、通商分野を巡っても意見を交わした。習氏が「保護主義ではなく、自由貿易が重要だ」と指摘したのに対し、首相は「貿易や投資を巡る情勢が動く中、日中の緊密な意思疎通を保つことが重要だ」と語った。

40530 0 政治 2018/09/12 13:22:00 2018/09/12 13:22:00 2018/09/12 13:22:00  会談で握手する中国の習近平国家主席(右)と安倍首相=12日午前11時47分、ウラジオストク(代表撮影) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20180912-OYT1I50021-T.jpg?type=thumbnail

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