文氏発言に外務省幹部「首かしげざるを得ない」

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 日本政府内からは10日、韓国の文在寅ムンジェイン大統領に対する失望の声が相次いだ。文氏が同日の記者会見で、韓国人元徴用工の訴訟を巡り、韓国の国際法違反の状態を是正する意思を見せなかったためだ。

 文氏は会見で、「日本の指導者たちが問題を政治争点化している」などと、日本批判を展開した。外務省幹部は「首をかしげざるを得ない。大事な問題だから、2国間協議を要請した」と批判。文氏が司法判断を尊重すると述べたことについても、「三権分立を理由に国際法をないがしろにすべきでない」と指摘した。佐藤正久外務副大臣は文氏の発言について、ツイッターに「協議要請中なのにこの発言とは。事実を事実として見ない発言の繰り返しだ」と書き込んだ。

 自民党の岸田政調会長も10日、党本部で記者団に「国際法違反の状態を是正する責任は韓国側にある。日本は国際条約を守るべきだと訴えていかなければならない」と強調した。

 1965年の日韓請求権・経済協力協定は、徴用工など請求権問題について「完全かつ最終的な解決」を明記。2005年には、盧武鉉ノムヒョン政権が、元徴用工の救済は韓国政府が行うとの方針を打ち出した経緯もある。

 今回、韓国側が協議を拒んだ場合、日本は協定に基づく次の手続きとして第三国の委員を含む「仲裁委員会」の開催を申し入れる準備も進めている。河野外相は9日夜(日本時間10日未明)、訪問先のネパール・カトマンズで記者団に「韓国政府は協議に応じると思っている」と述べた。

9869 0 政治 2019/01/11 07:36:00 2019/01/21 12:03:47 2019/01/21 12:03:47

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