哨戒艦、20年度建造へ…10年で12隻体制に

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 政府は、2020年度に領海の警戒監視などを担う哨戒艦の建造に着手する方針を固めた。中国海軍の活動が活発化する中、10年程度で12隻体制を整え、沖縄県の尖閣諸島周辺の監視能力を強化する。

 複数の政府関係者が明らかにした。政府は昨年12月に閣議決定した大綱(防衛大綱)に「哨戒艦部隊を保持する」と明記し、具体的な整備計画について検討を進めていた。哨戒艦の完成には5年程度かかると見込まれ、政府は20年度から年2~3隻ずつ建造に着手する方向で調整している。

 尖閣諸島を含む東シナ海への中国の進出に対し、海上自衛隊の艦艇は不足気味だ。大型の護衛艦が警戒監視にあたっているが、北朝鮮が洋上で積み荷を移し替える「瀬取り」の監視任務もあるため、補給艦なども東シナ海に派遣している。このため、政府は今年度から、東シナ海での警戒監視を主な任務とする新型護衛艦を32年頃までに計22隻建造する計画を進めている。哨戒艦も合わせ、30年代には東シナ海での監視態勢を万全な形にしたい考えだ。

 新型護衛艦は基準排水量3900トンで、乗組員は約100人。新たに導入する哨戒艦は新型護衛艦の3分の1程度の規模を想定。1000トン級として乗組員も30人程度とする方向だ。防衛省幹部は「新型護衛艦より、さらに小回りが利き、人員も最小限に抑えられるようにする」と話す。

 警戒監視を外れた大型の護衛艦は、本来の任務である有事に備えた訓練に集中させ、練度の向上を図る。

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