大阪知事選、公明が自民系候補推薦へ

[読者会員限定]
無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 公明党は、4月7日投開票の大阪府知事選で、自民党が擁立する元府副知事の小西禎一ただかず氏を「府本部推薦」とする方針を固めた。15日にも正式決定する。府政と大阪市政で一定の協力関係を築いてきた地域政党・大阪維新の会との対決姿勢を鮮明にし、「維新包囲網」に加わる形となる。

 維新は府知事選に吉村洋文大阪市長を擁立する。公明は同日実施される大阪市長選でも同様に、自民候補を府本部推薦とする方向だ。

 公明は、前回2015年の府知事・市長のダブル選では自民系を推薦せず、自主投票とした。公明が議席を持つ大阪と兵庫の衆院6選挙区に維新側が擁立を見送ってきたことへの「見返り」の側面もあった。

 今回も自主投票を模索する動きがあったが、大阪都構想の住民投票を巡る協議で、維新側が「だまされた」などと公明を激しく批判したことに公明党府本部が強く反発しており、自民との連携強化を図る方が、統一地方選などへの影響を抑えられるとの判断に傾いた。

 ただ公明は、党幹部が応援に入る「党本部推薦」にはせず、「格落ち」(党関係者)の府本部推薦にとどめる。衆院選での維新との「すみ分け」を何とか維持したい思惑から、ギリギリのところで配慮を示す狙いがあるとみられる。

 それでも、維新は今後、衆院選の「すみ分け」解消をちらつかせるとの見方が強い。公明党幹部は「進むも引くもどちらもいばらの道だ」とこぼす。

 一方、自民党は14日、小西氏の推薦を決めた。安倍首相は同日、小西氏と首相官邸で面会し、「ぜひ勝利しましょう」と激励した。小西氏は首相の全面的な支援を要請した。

 小西氏はこれに先立ち、同党本部で二階幹事長や甘利明選挙対策委員長らと会談した。

 

自民、市長選は前市議擁立へ

 大阪府知事選とダブル選となる大阪市長選をめぐり、自民党府連は14日、前大阪市議の柳本あきら氏(45)を擁立する方針を固めた。柳本氏が14日、府連幹部に立候補の意向を伝えた。

 柳本氏は、2015年に行われた大阪都構想の住民投票で都構想反対の旗振り役を担った。同年11月の前回の市長選に自民推薦で出馬したが、現市長の吉村洋文氏に敗れた。その後、今夏の参院選大阪選挙区に自民公認で出馬することが決まっていた。

 市長選にはダブル選を仕掛けた地域政党・大阪維新の会代表の松井一郎大阪府知事(55)が出馬する。

489818 1 政治 2019/03/15 05:00:00 2019/03/15 07:19:37 2019/03/15 07:19:37 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190314-OYT1I50104-T.jpg?type=thumbnail

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ