日米貿易交渉、トランプ氏「8月非常に良い発表」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

日米首脳会談に臨むトランプ米大統領(左)と安倍首相(27日午前、東京・元赤坂の迎賓館で)=代表撮影
日米首脳会談に臨むトランプ米大統領(左)と安倍首相(27日午前、東京・元赤坂の迎賓館で)=代表撮影

 安倍首相は27日、国賓として来日中の米国のトランプ大統領と東京・元赤坂の迎賓館で会談した。トランプ氏は日米貿易交渉の具体的成果を8月に示す考えを表明。首相のイラン訪問に理解を示した。北朝鮮による拉致問題での協力も確認する。会談に先立ち、天皇、皇后両陛下は皇居でトランプ大統領夫妻と会見された。

 首相は午前11時過ぎに始まった会談の冒頭、「令和に入っても日米同盟の絆が強固だと鮮明に内外に示すもの(会談)としたい」と述べた。トランプ氏は「日本との関係は今ほど良好だったことはない」と評価した。

 トランプ氏は、日米貿易交渉について、不均衡の解消を目指す考えを強調するとともに、「8月には両国にとって非常に良い発表ができるだろう」と語った。トランプ氏は26日、協定の本格交渉を夏の参院選後まで先送りする考えを示していたが、交渉を加速させるため、新たに期限を区切ったものとみられる。

 首相が米国と対立を深めているイランへの訪問を検討していることについて、トランプ氏は「首相から既に話は聞いている。イランは対話を望んでおり、我々もそうだ。誰も恐ろしいことが起きるのは見たくはない。特に私はそうだ」と述べ、期待感を示した。首相は6月12~14日を軸にイラン訪問を調整している。

 両首脳は会談で、北朝鮮による日本人拉致問題について、突っ込んだ意見交換を行ったとみられる。トランプ氏は会談の冒頭、「北朝鮮との関係で、我々は大きな進展を遂げた」と成果を誇った。首相は拉致問題解決に向け、北朝鮮の金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長と条件をつけずに会談することを表明しており、日朝首脳会談の実現に向け、トランプ氏に改めて協力を要請した模様だ。

 日米が連携して取り組んでいる「自由で開かれたインド太平洋」構想や、6月に大阪で開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議の成功に向けた連携なども議題になる見通し。

 トランプ政権が発足した2017年1月以降、日米首脳会談は11回目。両首脳は昼食会も含め、計約2時間の議論を予定している。トランプ氏は首脳会談後に拉致被害者の家族と迎賓館で面会し、その後、首相とともに共同記者会見に臨む。

無断転載禁止
604955 0 政治 2019/05/27 12:08:00 2019/05/27 13:59:26 2019/05/27 13:59:26 日米首脳会談に臨む安倍首相とトランプ米大統領(27日午前11時06分、東京・元赤坂の迎賓館)=代表撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/05/20190527-OYT1I50041-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ