拉致問題「日米の立場は完全に一致」…共同記者会見
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安倍首相は27日、米国のトランプ大統領と東京都内で首脳会談を行った。首相は終了後の共同記者会見で、北朝鮮による日本人拉致問題に関して、「大統領から『全面的に支持し、あらゆる支援を惜しまない』との力強い支持を得た」と述べ、「日米の立場は完全に一致している」と強調した。
ただ、日朝首脳会談の実現の見通しについては「現時点においてはメドが立っているわけではない」と語った。
首相は、米国と対立を深めているイランに自らが訪問する計画について、「間違っても武力衝突に至ることがないよう、努力していきたい」と述べ、緊張緩和に向けて尽力する考えを強調した。
日米の新しい貿易協定交渉に関しては「日米でウィンウィン(相互利益)となる形の早期成果達成に向け、議論をさらに加速させることで一致した」と述べた。
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