首相「参院選最大の争点、安定した政治か再び混迷か」

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記者会見する安倍首相(26日午後、首相官邸で)=米山要撮影
記者会見する安倍首相(26日午後、首相官邸で)=米山要撮影

 安倍首相は26日、通常国会の閉会を受けて首相官邸で記者会見し、参院選で憲法改正の議論を進めることの是非を争点に掲げる考えを表明した。「安定した政治」の継続を訴える意向も強調した。政府は同日の臨時閣議で、参院選の日程を「7月4日公示、21日投開票」と決定した。

 首相は「令和の日本がどのような国を目指すのか、理想を語るのは憲法だ。この1年、国会の憲法審査会は衆院で2時間余り、参院ではたった3分しか開かれていない。本当に良いのか」と述べ、改憲論議に応じない立憲民主党などの野党を批判した。

 その上で、参院選の意義について、「憲法の議論すらしない政党を選ぶのか、国民に自分たちの考えを示し、議論を進める政党や候補者を選ぶのかを決めていただく選挙だ」と語った。

 自民党は昨年、〈1〉自衛隊の根拠規定の明記〈2〉緊急事態対応〈3〉参院選の合区解消〈4〉教育の充実――の4項目による改憲条文案をまとめている。首相(党総裁)は参院選に勝利すれば、民意を背景に各党に憲法審査会の開催を呼びかけ、改憲論議を加速させる考えだ。

 首相は記者会見で、2009年から12年までの民主党政権を「混迷の政治」と表現し、「参院選の最大の争点は安定した政治のもとで改革を進めるか、あの混迷の時代に逆戻りするのかだ」とも語った。

 公的年金について、「財源は現役世代の保険料負担や税金だ。負担を増やさず給付だけを増やすことはできない。打ち出の小づちはない」と述べ、年金が老後の生活資金の柱となっている現行制度への理解を求めた。「老後に約2000万円の資金が必要」とした政府の金融審議会の報告書をめぐり、政府の年金政策を批判する野党に反論したものだ。

 今後の年金給付水準に関しては、「デフレから脱却して働く皆さんの所得が上がれば、年金給付を増やせる」と主張した。

 参院選に合わせて衆院選を行う衆参同日選を見送った理由については、「解散は頭の片隅にもないと言い続けてきた」と述べるにとどめた。

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658550 0 政治 2019/06/26 17:12:00 2019/06/27 00:39:36 2019/06/27 00:39:36 通常国会が閉会し記者会見する安倍首相(26日午後4時8分、首相官邸で)=米山要撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/06/20190626-OYT1I50049-T.jpg?type=thumbnail

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