韓国は「降格」、北の核「既に弾頭化」…防衛白書原案

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 政府の2019年版「防衛白書」の原案が20日、明らかになった。北朝鮮の核兵器開発について、「小型化・弾頭化を既に実現しているとみられる」との表現を初めて明記した。対立を深める韓国については、安全保障協力を進める国・地域の紹介順を前年より降格させた。

 政府は、9月中旬の閣議で白書を了承する方向で調整している。北朝鮮の軍事動向については、「重大かつ差し迫った脅威」との認識を維持した。そのうえで、核兵器の小型化・弾頭化について、18年版では「実現に至っている可能性が考えられる」と分析していたが、技術の進展が予想されることを踏まえ、19年版では踏み込んだ表現とした。核兵器の小型化によって弾道ミサイルへの搭載が可能になることへの危機感を示したものだ。

 日韓関係については、自衛艦旗を巡る韓国側の否定的な対応や、韓国海軍による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題に言及し、「再発防止を強く求めている」などとした。

 米国以外の各国・地域との安全保障協力について、18年版では豪州に次いで2番目に韓国との協力内容を紹介していたが、19年版では、豪、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)に続く4番目とした。

 中国については、太平洋での海上・航空戦力による活動がいっそう拡大することが見込まれると分析し、「より協調的な形で積極的な役割を果たすことが強く期待される」と記述し、自制的な対応を促した。

 ■防衛白書原案のポイント

 ▽北朝鮮の軍事動向は重大かつ差し迫った脅威

 ▽北朝鮮は核兵器の小型化・弾頭化を既に実現しているとみられる

 ▽防衛協力の相手としての記載順で韓国を降格

 ▽中国軍の太平洋での海上・航空戦力による活動のさらなる拡大を予想

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753291 0 政治 2019/08/21 05:00:00 2019/08/21 08:50:50 2019/08/21 08:50:50

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