第4次安倍再改造内閣が発足…改憲へ「議論を力強く推進」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

記念撮影に臨む前列(左から)茂木外相、安倍首相、麻生副総理兼財務相、高市総務相ら(11日午後7時23分、首相官邸で)=米山要撮影
記念撮影に臨む前列(左から)茂木外相、安倍首相、麻生副総理兼財務相、高市総務相ら(11日午後7時23分、首相官邸で)=米山要撮影

 第4次安倍再改造内閣は11日、皇居での認証式を経て発足した。首相は記者会見で憲法改正の実現に重ねて意欲を示し、10月上旬に召集予定の臨時国会での改憲論議前進を訴えた。「全世代型社会保障」の実現に向けた検討会議の新設を表明し、来週にも初会合を開く考えを明らかにした。

 首相は記者会見で「新しい体制の下で憲法改正に向けた議論を力強く推進する」と述べ、「令和の時代にふさわしい憲法改正原案の策定に向かって、自民党は今後、(衆参両院の)憲法審査会において強いリーダーシップを発揮していくべきだ」と語った。

 今回の内閣改造・自民党役員人事で、首相は「安定と挑戦の強力な布陣」を掲げ、麻生副総理兼財務相と菅官房長官、同党の二階幹事長と岸田政調会長を続投させ、政権の骨格を維持した。その狙いについて、首相は「(憲法改正を)必ずや成し遂げる。そのためには何よりも安定した政治基盤が不可欠だ」と説明した。

 ただ、連立を組む公明党内では改憲への慎重論が根強い。立憲民主党など野党も、自民党が主導する改憲論議に消極的だ。首相は「(衆参両院の)憲法審査会で与野党の枠を超えて活発な議論をしてもらいたい」と付け加え、議論を促した。

 新たに設置する「全世代型社会保障検討会議」を巡っては、主な検討課題として〈1〉70歳までの就業機会の確保と年金受給開始年齢の選択肢の拡大〈2〉医療・介護など全般にわたる改革――を挙げた。西村経済再生相に社会保障改革相を兼務させ、加藤厚生労働相ら関係閣僚と連携して検討を進めさせる考えだ。

 今回の内閣改造は、全閣僚19人のうち、ポストの変更を含めて17人が交代する大幅改造となった。38歳の小泉環境相を含め、初入閣は安倍内閣で最多の13人に上った。

 首相は11日の記者会見で、自身が若手だった頃、小泉氏の父・小泉純一郎首相から自民党幹事長に登用されたことに触れ、「首相として重責を担う上でも(幹事長の経験が)糧となった」と述べた。その上で、小泉氏について「結果をぜひ出していただきたい」と期待をにじませた。

無断転載禁止
790078 0 政治 2019/09/11 20:47:00 2019/09/11 21:37:21 2019/09/11 21:37:21 初閣議を終え、記念撮影に臨む前列(左から)茂木敏充外相、安倍首相、麻生副総理兼財務相、高市早苗総務相ら第4次安倍再改造内閣の閣僚ら(11日午後7時23分、首相官邸で)=米山要撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/09/20190911-OYT1I50051-T.jpg?type=thumbnail

おすすめ記事

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ