視察旅行自粛を進言したら…先輩市議「出て行けよ、バカ野郎」
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埼玉県の川越市議会、自民党市議団の四国視察旅行(10月30日~11月1日)の懇親会で、先輩の
2日付で提出された措置請求書などによると、四国視察旅行を前に、10月23~25日の川越地区消防組合の岡山・広島両県への視察旅行を巡り、川目市議は吉敷市議に「視察旅行を控えるべきだ」と進言するメールを送った。台風19号で市内では床上浸水などの被害が出たことから、世間の反応を心配したためだったが、吉敷市議は両県への視察旅行に出かけた。
10月31日、市議団12人全員が参加した四国視察旅行の懇親会で、川目市議は酒に酔った吉敷市議からメール送信について「余計なお世話なんだよ」「台風なんてもう収まってんだろ」「お前なんか出て行けよ、バカ野郎」などとどなられた。川目市議が「これパワハラですよ」と言うと、吉敷市議から「これのどこがパワハラなんだよ」とさらにどなられたという。
市議会では、市議による女性職員へのハラスメント行為が第三者委員会で認定され、今年3月に「川越市議会ハラスメント根絶条例」が制定された。川目市議は「ハラスメント行為は立候補や行政参画を妨げる」と指摘。措置請求書では、吉敷市議のパワハラが行われないよう早急に適切な措置をとるよう求めた。ハラスメントの温床となりがちな酒席への義務的参加も再考するよう訴えている。
川目市議は「このまま放置すれば同様の行為が繰り返される。自らがハラスメントを根絶するべき立場にあることを自覚して行動してほしい」と話す。
一方、吉敷市議は読売新聞の取材に対し「同僚として助言、アドバイスをしただけで、パワハラという認識はない。(措置請求書の提出は)遺憾だ。ただ、彼が嫌な思いをしたというなら考える余地はある」と述べた。三上議長は「パワハラだとしたら、あってはならないこと。措置請求書は受理して対応を検討する」と説明している。














