10年ぶりの日中防衛相会談、防衛交流の推進で一致

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 【北京=前田毅郎】河野防衛相は18日、北京の中国国防省で魏鳳和ウェイフォンフォー国務委員兼国防相と会談した。両氏は信頼醸成に向けて防衛交流を進めていくことで一致した。中国の軍事力を背景とした一方的な海洋進出など、安全保障分野の懸案を巡っても議論したが、平行線に終わったとみられる。

 日本の防衛相の中国訪問は2009年3月以来、10年ぶり。会談は予定より20分長い1時間50分にわたって行われた。

 河野氏は会談の冒頭、「尖閣諸島周辺の海空域における中国の公船、飛行機の活動については強い懸念を持っている」と述べ、領海侵入などを繰り返す中国側に自制を求めた。

 一方で、河野氏は、海上自衛隊と中国軍の艦艇の相互訪問が今年実現したことに言及し、「さまざまな交流、対話を推進し、透明性を高め、相互信頼、相互理解の増進につなげたい」と呼びかけた。魏氏は「両国間の防衛分野での交流の絶えざる発展を推進し、積極的に建設的な2国間の安全保障関係を構築していきたい」と述べた。

 河野氏は会談で、中国が周辺国と領有権を争っている南シナ海の問題についても言及し、非軍事化の重要性を強調した。北朝鮮情勢を巡っては、朝鮮半島の非核化に向けて日中が連携を深めることで一致した。日中両政府は魏氏が来年、日本を訪問する方向で調整に入る。

 河野氏は許其亮シューチーリャン中央軍事委員会副主席とも会談した。

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958796 0 政治 2019/12/18 20:57:00 2019/12/18 21:10:16 2019/12/18 21:10:16

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