首相「卒業生の皆さん、大変申し訳ない」…休校で陳謝

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 安倍首相が14日、新型コロナウイルス対応で記者会見に臨んだのは、学校の一斉休校要請などで「説明不足」と批判を受けたためだ。

 ウイルスの感染拡大を受けた首相会見は、2月29日以来2回目。会見時間も前回の36分から、52分と大幅に長くなった。国民に直接語りかける機会を増やすことで、丁寧に説明する姿勢をアピールする狙いがある。

 首相は記者会見の冒頭、改正新型インフルエンザ対策特別措置法の成立について、「多大な協力をいただいた与党、野党の全ての関係者に厚く御礼を申し上げる」と頭を下げた。

 今春の選抜高校野球大会などが中止となったことには、「連日、厳しい練習に打ち込んできた学生の皆さんの悔しい気持ちは察するにあまりある」と語った。「卒業生の皆さん」と呼びかけ、「最後の思い出を作る大切な時期に学校を休みにしたことは大変申し訳なく思っている」と陳謝する場面もあった。

 今後の経済対策については「政府・与党の総力を挙げて練り上げる」として、「地域の声、現場の声に耳を傾け、全国津々浦々、心を一つに『ワンチーム』で現在の苦境を乗り越えていきたい」と強調した。

 改正特措法で緊急事態宣言を出せるようになったものの、私権制限につながる宣言は、国民の理解と協力が欠かせない。首相は宣言について、「専門家の意見も伺いながら慎重な判断を行う」と繰り返した。一斉休校中の学校の再開にあたっても、あらかじめ専門家の意見を聞く考えを示した。一連の政府対応が「首相官邸の独断」だとする批判をかわし、所定の手続きを踏まえて判断する姿勢を打ち出したものだ。

 首相会見のポイント

 ▽現時点で緊急事態を宣言する状況にない。必要であれば専門家の判断も聞いて慎重に行う

 ▽経済の落ち込みに対し、必要かつ十分な経済財政政策を間髪入れずに講じる

 ▽東京五輪は予定通り開催したい

 ▽一斉休校中の学校の再開は専門家の意見を聞いて判断する

 ▽政府対応が一段落したら検証を行う

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