外務省、全世界対象に「危険情報」レベル2…不要不急の渡航自粛を要請
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外務省は25日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う移動制限が広がっていることを受け、全世界を対象に「危険情報」(4段階)のレベル2を出し、不要不急の渡航を自粛するよう求めた。全世界を対象にレベル2を出すのは初めて。
世界各地では、感染が広がっていない国も含めて国境や空港封鎖の動きが広がっており、ペルーでは日本人旅行者約230人が出国できなくなっている。渡航や滞在に注意が必要な場合に出すのが危険情報で、テロの頻発などを理由に一部地域にはレベル3の「渡航中止勧告」やレベル4の「退避勧告」が出ている。
一方、感染者数などに応じて出す「感染症危険情報」(4段階)について、アイルランド、ポルトガル、スウェーデンをレベル3、東南アジアの7か国と中東・アフリカの4か国をレベル2に引き上げた。すでに全世界にレベル1の「渡航に十分注意」を出したほか、中国や韓国、欧州などにレベル2やレベル3を出している。
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