首相「新たな日常へ、チャレンジ始まる」…関西3府県解除
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政府は21日、大阪、兵庫、京都の3府県で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を解除した。安倍首相は解除を見送った東京など首都圏4都県と北海道について、25日にも再び感染状況などを評価し、宣言期限の31日を待たずに解除の可否を判断する方針を明らかにした。
21日に首相官邸で開いた政府対策本部で、宣言の対象区域を8都道府県から、北海道、東京、神奈川、千葉、埼玉の5都道県に変更することを決めた。政府は14日に39県で初めて宣言を解除し、今回で2回目となった。
首相は対策本部で、「解除が進む中、感染拡大を予防しながら新たな日常をつくりあげるチャレンジが全国で始まりつつある」と述べ、関係閣僚に全面解除を念頭に置いた対応を指示した。残る5都道県については、外出自粛や県をまたいだ移動を控えるよう呼びかけた。