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次期衆院選にらんで…与野党議員が地元入り、危機感強い中堅・若手

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 新型コロナウイルス対策として自粛が求められていた都道府県境をまたぐ移動が19日に解禁されたことを受け、多くの与野党国会議員はさっそく地元に飛んだ。衆院議員の残り任期が1年あまりとなる中、各議員は今後、地元活動に注力する構えだ。

 自民党は同日、4月9日から自粛していた党所属議員の地元入りを解禁した。二階幹事長名の通達を出し、各議員に「引き続き『三つの密』を避けるなどの対策を取ってほしい」と指示した。

 次期衆院選をにらむと、地元から遠ざかっていた議員にとって組織固めは急務だ。特に中堅・若手には危機感が強い。

 この日、当選3回の古賀篤衆院議員は、約2か月半ぶりに地元の福岡県に帰った。岸田政調会長から「地元を見直すよいきっかけにしてほしい」と発破をかけられたこともあり、当面は地元活動に全力を挙げる方針だ。それでも、「地元に戻れるのはうれしいが、コロナで活動に制約がかかることがもどかしい」と漏らした。

 ベテランの中谷元・元防衛相は20日に地元・高知県入りし、県連の会合で講演する予定だ。地元入りは4か月ぶりだといい、「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を守り、小規模集会などで県民の声を聞いていきたい」と意気込んだ。

 「東京では見えないものがたくさんある。現場のリアルな声を受けて政策提案に反映させていきたい」

 立憲民主党の逢坂誠二政調会長は19日午前、記者団にこう語ると、さっそく地元・北海道への飛行機に飛び乗った。支援を受ける連合や後援会へのあいさつ回りをこなし、22日に上京する。政策責任者として週1回の閉会中審査や政府・与野党連絡協議会などを指揮する立場で「週に2、3回行ったり来たりする」という。

 立民は党活動も徐々に再開させる。20日には枝野代表が東京都内の商店街に入り、事業主らからコロナ禍の影響を直接聞き取る。18日に告示された東京都知事選でも、野党各党は幹部を積極的に投入する方針だ。

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