河野防衛相、シュナイダー米軍司令官と会談…新たなミサイル防衛に連携で一致
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河野防衛相は22日、米軍横田基地(東京都福生市など)を訪れ、ケビン・シュナイダー在日米軍司令官と会談した。地上配備型迎撃システム「イージスアショア」の配備断念を受け、代替となる新たなミサイル防衛について、日米両国が連携することで一致した。
河野氏は会談で、イージスアショアの配備を断念した経緯を説明し、新たなミサイル防衛体制について協議した。河野氏は会談後、「北朝鮮のミサイルの脅威は残っており、情勢を分析してどう対応するかについて個人的な考えを伝えた」と記者団に述べた。
会談では、沖縄県の尖閣諸島周辺で相次ぐ中国公船による領海侵入など、中国への対応を巡っても意見交換したとみられる。
河野氏はこれに先立ち、同基地内で、日本のミサイル防衛の中枢を担っている航空自衛隊航空総隊司令部の指揮所などを視察した。
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