読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

合流新党人事「パッとしない」「事実上吸収合併」…早くも不満噴出

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 合流新党「立憲民主党」の枝野代表が14日、新党の幹事長に旧立民の福山幹事長の起用を決めたことで、新党内からは早くも不満が噴出している。立民出身者からは「刷新感がない」との声が上がる一方、旧国民民主党側も「事実上の吸収合併になる」と警戒感を強めている。

 「野党共同会派の積み重ねや合流の経緯を踏まえないと、スムーズな新党の設立や早期の衆院解散・総選挙に対応できない」

 枝野氏は14日、国会内で記者団にこう述べ、合流協議を担った福山氏の続投に理解を求めた。

 福山氏は枝野氏の盟友として知られている。民主党政権で官房長官を務めた枝野氏を官房副長官として支えたほか、2017年の立民結党の際はいち早く参加し、幹事長として党運営を主導した。

 だが、旧立民内には、執行部に意見が言いにくい党運営への不満が根強くあった。新党の代表選を争った旧国民の泉健太氏が「民主的で風通しの良い党運営を行う」と訴えたのも、こうした状況を踏まえたためだ。旧立民中堅は「『枝野1強』を支えてきた福山氏が代わらないと、同じことが続くのではないか」と懸念する。

 早期の衆院解散・総選挙がささやかれていることも、不安を増幅させている。旧立民の政党支持率は5%前後で低迷しており、旧立民若手は「新党を結成しても、この人事では刷新感も世代交代した印象も、有権者に与えられない」と憤る。旧立民幹部も「パッとしない人事」とこぼす。

 枝野氏は新党の執行部人事で、代表代行兼選挙対策委員長に平野博文氏、政調会長に泉氏を起用するなど、国民出身者に配慮を見せた。新党には無所属議員も参加するため、融和の象徴として岡田克也・元外相の幹事長起用を求める声も出ていたが、枝野氏は福山氏を幹事長に充てることにこだわった。

 旧国民中堅は「党の要である幹事長をそのまま引き継ぐということは、これまでの路線を変えないつもりなのだろう」と反発する。

 今回の人事を見て、新党に加わる無所属衆院議員は、「新党効果に期待するのが間違いだ。解散総選挙に向けて自分の足で選挙区を固めるしかない」と淡々と語った。

 ▽代表代行兼選挙対策委員長

 平野博文氏(ひらの・ひろふみ)衆院大阪11区。官房長官。当選7回。中央大。71歳。

 ▽幹事長

 福山哲郎氏(ふくやま・てつろう)参院京都。官房副長官。当選4回。京大院。58歳。

 ▽政調会長

 泉健太氏(いずみ・けんた)衆院京都3区。内閣府政務官。当選7回。立命館大。46歳。

衆院で共同会派継続

 合流新党「立憲民主党」と新たに結党された国民民主党は14日、衆院で共同会派を継続することで一致した。参院では、両党間で折り合いがつかず、別の会派をそれぞれ参院事務局に届け出た。

 衆院では、立民、国民や社民などが引き続き共同会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」(119人)で活動する。立民は首相指名で立民の枝野代表に投票するよう求め、国民側が受け入れた。一方、参院では共同会派を解散し、「立憲民主・社民」と「国民民主党・新緑風会」が発足した。参院ではこれまで、共同会派を結成していたが、新党結成を機に改めて溝の深さを露呈した形だ。

 参院の新勢力分野は次の通り。

 自民党・国民の声113▽立憲民主・社民44▽公明党28▽日本維新の会16▽国民民主党・新緑風会14▽共産党13▽沖縄の風2▽れいわ新選組2▽碧水会2▽みんなの党2▽無所属9

新「国民民主」結党届け出

 旧国民民主党代表の玉木雄一郎衆院議員は14日、「国民民主党」の設立を総務省に届け出た。立憲民主党との合流新党に参加しなかった旧国民所属議員ら15人が参加し、15日に東京都内で結党大会を開く。

無断転載・複製を禁じます
1477323 0 政治 2020/09/15 05:00:00 2020/09/15 07:45:59 2020/09/15 07:45:59

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)