【独自】河川の洪水情報を統合、発信の縦割り解消へ…国交省・気象庁

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 国土交通省と気象庁は、インターネット上に別々に掲載している河川の洪水の危険度を示す情報を統合し、一つのサイトで公開する方針を決めた。大規模な浸水被害を出した約1年前の台風19号を機に進める「縦割り」解消の一環。河川の状況を一括で発信し、早めの避難などにつなげてもらう。

 統合するのは、国交省が大河川の水位などを発信する「水害リスクライン」(2019年9月公開)と、気象庁が中小河川の洪水の危険性を予測する「危険度分布」(17年7月公開)。

 水害リスクラインは水位計のデータを、危険度分布は雨量予測を主に活用するなど違いはあるが、いずれも洪水発生の危険性をそれぞれの指標で5段階に分け、地図上の河川を色分けして示している。両省庁は、危険度分布に水害リスクラインの情報を掲載する方向で検討しており、移行できる水系から順次実施する。

 昨年10月の台風19号を巡っては、気象庁が大雨特別警報を解除した後、国交省が氾濫への注意を呼びかけていたのに多くの人が避難先から自宅に戻ったことが判明。情報発信の縦割り解消が課題に浮かんでいた。

 両省庁はその後、別々だった情報発信のあり方を見直し、今年7月の九州豪雨や史上最強クラスとして警戒が呼びかけられた台風10号の際、計6回にわたって合同で記者会見を開いてきた。今後、両省庁が持つデータを共有することなども検討している。

無断転載・複製を禁じます
1538727 0 政治 2020/10/11 05:00:00 2020/10/11 19:33:38 2020/10/11 19:33:38

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ