松井氏、地域政党「大阪維新の会」代表を辞任へ…後任は吉村知事か
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1日に投開票された「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は、反対69万2996票、賛成67万5829票の1万7167票差で反対多数となった。得票率は約1・3ポイントの僅差だった。
反対多数となったことを受け、都構想を推進してきた日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)(56)は、兼務する地域政党・大阪維新の会の代表を月内に辞任する意向を固めた。後任には大阪維新の会代表代行の吉村洋文・大阪府知事(45)が有力視されている。
松井氏は1日夜の記者会見で、2023年4月の市長任期満了をもって政界を引退すると表明した。日本維新の会の代表は次期衆院選まで続ける見通しだ。
住民投票では、大阪市を廃止し、人口約60万~75万人の4特別区に分割する都構想の制度案について賛否が問われた。2日未明に開票作業が終了し、反対多数が確定した。
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