菅首相の本格的な外交デビュー持ち越し…国際会議は軒並みオンライン形式

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 菅首相は21、22の両日、秋の国際会議の締めくくりとなる主要20か国・地域(G20)首脳会議に出席した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、いずれもオンライン形式となり、本格的な首脳外交デビューは来年以降に持ち越す形となった。

 首相は21日深夜の同会議で、途上国へのワクチン供給支援や国際的な人の往来再開に意欲を示した。来夏の東京五輪・パラリンピックを巡り「安全安心な大会を実現するために全力で取り組んでいく」と強調した。

 首相にとって、12~15日の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、20日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議とあわせ、対面形式で開催されれば、各国首脳への顔見せとともに、貴重な2国間会談の機会となるはずだった。

 安倍前首相は、APECやG20のたびにロシアのプーチン大統領と日露平和条約締結に向けた会談を重ねた。韓国や中国との関係が不安定な時期でも、改善に向けた糸口を探る接触の機会としてきた経緯がある。

 今回、オンラインとなった影響で、そうした会談の機会は得られなかった。各会議で首脳が中座する場面も目立ち、「議論がかみ合わず、それぞれ言いっ放し」(政府高官)になりがちで、首相としても手応えをつかみきれずに終わったようだ。

 首相は米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領とは早期の会談を調整しているが、中国の習近平シージンピン国家主席、韓国の文在寅ムンジェイン大統領らとの会談の見通しは立っていない。

 政府内には「首相の本格的な首脳外交の機会は、東京五輪まで待つことになる」(高官)との声もある。

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