首相、中国外相と会談「両国の安定関係は極めて重要」…往来再開合意を歓迎
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菅首相は25日、中国の
首相が就任後、中国政府要人と対面で会談するのは初めて。首相は会談の冒頭、ビジネス関係者による往来再開の合意を歓迎し、「両国の安定した関係は、日中両国のみならず、地域、国際社会にとっても重要だ」と述べた。王氏は「様々な分野で共に協力していきたい」と応じた。
これに関連し、中国政府は25日、日中間のビジネス関係者らの往来を今月30日から再開すると発表した。
首相は王氏との会談で、東京電力福島第一原発事故を受けた日本産食品の輸入規制の早期撤廃や、BSE(牛海綿状脳症)の発生で2001年から止まっている日本産牛肉の輸入再開を求めた。両氏は、21年の東京五輪・パラリンピックと22年北京冬季五輪・パラリンピックの成功に向けた協力でも一致した。