河野行革相「霞が関は危機的状況」…民間有志から公務員の働き方改革求められ
メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
河野行政・規制改革相は2日、企業経営者ら民間の有志から国家公務員の長時間労働の改善を求める提言を受け取った。河野氏は「霞が関は危機的な状況にある。働き方改革は急務だ」と述べ、各府省で進めている「在庁時間」の実態調査の分析を急ぐ考えを示した。
提言は、中央省庁を午後10時から翌朝午前5時まで完全閉庁することや、テレワークの活用などを求める内容だ。企業に働き方の見直しを提案する「ワーク・ライフバランス」の小室淑恵代表らが発起人となってまとめた。
国家公務員の幹部候補となる総合職では、20歳代の自己都合退職が2013年度の21人から19年度は87人に急増した。河野氏は自身のブログでデータを公表し、危機感を示している。
無断転載・複製を禁じます