メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
大阪府議会の健康福祉常任委員会で9日、初めてオンラインによる質疑が行われた。全国都道府県議会議長会(東京)によると、都道府県議会でオンラインの質疑が行われるのは全国初だという。

オンラインで質問したのは大阪維新の会の前田将臣府議(岸和田市選挙区)。前田府議は11月下旬、新型コロナウイルスに感染した人の濃厚接触者と認定されたため、12月中旬まで自宅待機を余儀なくされている。
自宅からパソコンで委員会に参加し、その様子は委員会室設置のモニター5台で中継された。前田府議は、15日から一部の運用を開始する重症患者専用のプレハブ病棟「大阪コロナ重症センター」の看護師の確保状況などについて質問した。
府議会は今年5月、感染症や災害、育児・介護などの事情がある場合に、オンラインで委員会に参加できるよう条例を改正していた。土井達也議長は「今後も、環境の変化に適応した柔軟な議会活動を目指していく」としている。