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【独自】「国益に反する技術流出を阻止」井上科技相インタビュー

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 外国研究資金の開示義務化に関する井上科学技術相のインタビューの主な内容は次の通り。(聞き手 岡田遼介、菊池一真)

インタビューに答える井上信治科学技術相(東京都千代田区で)=橘薫撮影
インタビューに答える井上信治科学技術相(東京都千代田区で)=橘薫撮影

 科学技術振興に向け、研究活動の国際的な協力や交流は不可欠だが、海外への技術流出によって国益に反する事態が起きることは防がなければならない。

 適正、公正な研究環境を整備していくため、研究者は自分の研究について説明責任を果たしてもらいたい。指針を改定することによってどこから研究費をもらい、どういう研究をしているのかについて申告を求め、研究を透明化していく。

 善意の研究者が認識なく、技術を流出させてしまうことが起きれば、不幸なことだ。制度を整え、その中でしっかり是正したり、指摘したりできるようにすることが大事だ。確信犯で悪いことをする人は、ウソを言うかもしれないが、研究が透明化されれば、「これは問題あるのではないか」というような議論につながっていく。

 現在、有識者の検討会で対応策について議論しており、年度内にまとまる調査報告書を踏まえ、研究の透明化を求める政府の基本方針を決定する。そのうえで、アカデミア(学界)の意見を丁寧に聞き、皆さんの賛同を得る形できっちりした指針を作っていく。

 日本の科学技術力が徐々に低下していることに大きな危機感を持っている。中国の千人計画に日本人研究者が参加していることについては、日本国内で研究費がなかなか十分でないということが理由になっているのだとすれば、非常に残念だ。日本でも研究費を十分に確保し、研究者に思い切った研究をしてもらう環境を整えていかなければならない。

 このため、年度内に閣議決定する「科学技術・イノベーション基本計画」では、来年度から5年間の研究開発への政府投資目標を、前計画より4兆円多い過去最大の総額30兆円とした。10兆円規模の大学ファンドも活用し、運用益を大学の研究力向上や研究者の処遇改善などに充てていきたい。

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1873452 0 政治 2021/02/28 05:00:00 2021/02/28 05:09:57 2021/02/28 05:09:57 インタビューに答える井上信治科学技術相(22日、東京都千代田区で)=橘薫撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210228-OYT1I50007-T.jpg?type=thumbnail

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