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【独自】市議会「賛成討論」の原稿、市が作成し議員提供…長年の慣行

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 埼玉県春日部市当局が、市議会で市長提案議案に賛成の意見を表明してもらうために「賛成討論」の原稿を作成し、議員に提供していたことが、市への取材などでわかった。長年の慣行として続いていたといい、市職員労働組合(市職労)の広報紙でも批判的に取り上げられた。これを受け、市は昨年12月定例会以降、原稿作成をやめている。

春日部市当局が作成していた賛成討論の原稿
春日部市当局が作成していた賛成討論の原稿

 市によると、原稿の作成は「政策課」が担当。提出議案が固まる議会開会の約1か月から3週間前ほどに、常任委員会を担当する連絡調整担当職員に依頼し、さらに議案に関係する課に依頼して出来上がった原稿を、政策課がとりまとめていたという。原稿は、委員会用は全議案について、本会議用は反対討論が見込まれる議案について作成。議員から直接求められるケースのほか、議会事務局を介して要求されることもあったという。

 9月定例会の教育環境委員会の場合、2019年度(令和元年度)の一般会計決算認定や20年度一般会計補正予算など3議案について原稿を作成した。市は「議案の趣旨や意義、理由をしっかり伝える『資料』として作っていた」と説明している。

 だが、読売新聞が開示請求したところ、「令和元年度 春日部市一般会計決算認定について」などと議案名称を記した上で、書き出しはいずれも「(空欄)を代表し、賛成の立場から討論いたします」と、原稿の体裁をとっていた。

 この問題は、市職労が昨年10月に広報紙で「意見書を書くのは議員の仕事。執行部の仕事ではない。公務員が仕事中に議員が書くべき意見書を書くことが許されようはずがない」などと批判していた。

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1899129 0 政治 2021/03/10 05:00:00 2021/03/10 05:00:00 2021/03/10 05:00:00 春日部市当局が作成していた議会用の賛成討論原稿(3月9日) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210309-OYT1I50119-T.jpg?type=thumbnail

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