「東北新社」社長の国会招致を検討…自民、16日で調整
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菅首相の長男が勤務する放送関連会社「東北新社」による総務省幹部の接待問題を巡り、立憲民主党の安住淳国会対策委員長は10日、国会内で自民党の森山裕国対委員長と会談し、同社の中島信也社長を衆院予算委員会に招致することを求めた。自民党は、招致に応じる方向で検討に入った。
野党は、同社が放送法の外資規制に違反していた問題などを追及する方針だ。森山氏は会談後、記者団に「外資規制で問題があれば参考人として出席いただくことが大事だ」と述べ、招致に前向きな考えを示した。16日の衆院予算委で参考人招致を行う方向で調整する。
会談では、同様に総務省へ接待を重ねたNTTの澤田純社長を16日の予算委に招致することで一致した。
この問題に関連し、武田総務相は10日の参院予算委で、総務省が設置予定の第三者による検証委員会が、総務審議官時代に東北新社の接待を受けた山田真貴子・前内閣広報官が総務省時代に担当した許認可も調査する方針を示した。
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