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昨年2月以来の対面での日韓外相会談、慰安婦問題など解決求める

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会談に臨む茂木外相(右)と韓国の鄭義溶外相(外務省提供)
会談に臨む茂木外相(右)と韓国の鄭義溶外相(外務省提供)

 茂木外相は5日午前(日本時間同日午後)、訪問中の英国で韓国の鄭義溶チョンウィヨン外相と約20分間会談した。元慰安婦問題などを巡って日韓関係は冷え込んでおり、対面での外相会談は昨年2月以来となる。鄭氏との会談は、2月に鄭氏が外相に就任してから初めて。

 茂木氏は、慰安婦問題で日本側に元慰安婦への損害賠償を命じる判決について、改めて適切な措置を講じるよう韓国側に求めた。また、「元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)」訴訟問題を巡っては、日本企業の資産の現金化について「絶対に避けなければならない」と指摘し、韓国側に対し、日本側が受け入れ可能な解決策を早期に示すよう改めて求めた。

 外務省によると、鄭氏からはこれらの問題について韓国側の立場に基づく説明がなされたが、解決策の提示はなかったという。

 茂木氏はさらに、日本政府が東京電力福島第一原子力発電所の処理水を海に放出する方針を決めたことについて、今後も必要な情報提供を続ける考えを伝えた。そのうえで、文在寅ムンジェイン大統領が国際海洋法裁判所への提訴の検討を指示していることなどを念頭に、韓国政府の対外発信に対する懸念を表明した。

 一方、両外相は、日韓関係を健全な関係に戻すため、外交当局間の意思疎通を続けることで一致した。

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2031513 0 政治 2021/05/05 19:54:00 2021/05/05 20:06:34 2021/05/05 20:06:34 会談に臨む茂木外相(右)と韓国の鄭義溶外相(外務省提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210505-OYT1I50073-T.jpg?type=thumbnail

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