読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「家族失った悲しみに言葉もない」首相、アスベスト訴訟の原告団らに謝罪

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 菅首相は18日午前、建材用のアスベスト(石綿)による健康被害を受けた元建設労働者らが国と建材メーカーに損害賠償を求めている「建設アスベスト集団訴訟」の原告団、弁護団と首相官邸で面会した。最高裁が同訴訟で国の賠償責任を認める判決を出したことを受け、政府の責任を認め、謝罪した。

「建設アスベスト集団訴訟」の原告団らと面会し、謝罪する菅首相(右端)(18日午前11時3分、首相官邸で)=源幸正倫撮影
「建設アスベスト集団訴訟」の原告団らと面会し、謝罪する菅首相(右端)(18日午前11時3分、首相官邸で)=源幸正倫撮影

 首相は冒頭、「健康被害を受けられた方々の長きにわたるご負担や苦しみ、家族を失った悲しみについて言葉もない」と述べた。その上で、「首相として責任を痛感し、真摯しんしに反省し、政府を代表して皆さんに心よりおわびを申し上げる」と陳謝した。「与党の取りまとめを踏まえ、早急に和解に向けた基本合意を締結したい」とも語った。

 原告団の大坂春子さんは「夫は65歳、息子は46歳で中皮腫で亡くなった。痛みに苦しみ続けた。裁判をせずにすべての被害者が救済される制度を作ってほしいと心から願っている」と語った。面会には、与党プロジェクトチーム(PT)の野田毅座長らが同席した。

 最高裁は17日、4件の上告審について、建材用の石綿で健康被害を受けた元建設労働者らが国と建材メーカーに損害賠償を求めている一連の訴訟で初めてとなる判決を言い渡し、国とメーカーの賠償責任を認める統一判断を示した。

 与党PTは同日、国が原告に最大1300万円の和解金を支払うことなどを柱とする救済策をまとめ、原告団は受け入れる方針を表明している。与党は今国会にも関連法案を議員立法で提出し、早期成立を目指す。

無断転載・複製を禁じます
2059918 0 政治 2021/05/18 11:35:00 2021/05/18 12:50:22 2021/05/18 12:50:22 建設アスベスト集団訴訟の原告団らと面会し、謝罪する菅首相(右)(18日午前11時3分、首相官邸で)=源幸正倫撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210518-OYT1I50054-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)