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菅首相(自民党総裁)は17日の読売テレビの番組で、9月末の任期満了に伴う自民党総裁選について、「総裁として出馬するのは、時期が来れば当然のことだろう」と述べ、再選を目指して立候補する意向を明らかにした。

首相は、内閣支持率が低迷傾向にあることに関して、「いろんな理由があると思うが、謙虚に受け止める。国民と約束したことを実行に移し、結果を判断してもらうことが必要だ」と述べた。
新型コロナウイルスのワクチンについて、「10月から11月の早い時期」に希望者全員への接種完了を目指す考えも表明した。「10月から11月」としていた従来の目標を前倒しする考えを示したものだ。
1回目のワクチン接種を終えた割合は7月15日時点で全人口の32%。これについて首相は「約4割になると感染者数が減り始めると言われている。7月いっぱいで5割まで届けたい」と強調した。
自治体などがワクチン供給の遅れを指摘していることに関しては、9月末までに接種対象となる日本国民の「2億2000万回分を確保している」と指摘した上で、「1日120万回(の接種)を進められる状況にあるのは事実だ」と述べ、接種の進展に自信をのぞかせた。
東京五輪については、「たとえ無観客でも、感動を日本国民や世界に届けることが大事だ」と強調した。自らの観戦は「公務を優先しながら、会場でなく、やはりテレビ(で観戦する)と思う」と語った。