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対象者8割が2回接種できる量、10月までに供給…河野行革相「しっかり届けたい」

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 河野行政・規制改革相は21日の記者会見で、新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンについて、9月から10月10日にかけて都道府県に供給する計画を発表した。配分は計3510万回分となる見通しで、米モデルナ製と合わせ、12歳以上の対象者のうちの8割が2回接種できる量を満たすことになる。

 都道府県の接種ペースなどに応じ、2週間ごとに1170万回分ずつ配分する。各回の配分量は8月分と変わらない。政府はファイザー社から11月末までに約1億9000万回分の調達を予定しており、このうち約1億7000万回分で配分のメドがついた形だ。

河野行政・規制改革相
河野行政・規制改革相

 これまでは国が市区町村ごとの配分量を決めていたが、9月以降は供給先を都道府県に変え、市区町村の接種ペースに応じて配分してもらう。

 自治体へのワクチン供給を巡っては、国から供給計画が示されないことを理由に予約のキャンセルや受け付け停止が相次いでいる。河野氏は「80%の見通しを立てていただくのに必要な量をしっかりお届けしたい」と強調した。

 河野氏はまた、職場や大学での職域接種についても、申請済みの全ての会場で「8月中にワクチンの供給を開始できる見込みとなった」と発表した。職域接種では、モデルナ製ワクチンの不足により、約5000会場のうち2000以上の会場で供給の見通しが立っていなかった。

 河野氏によると、1日当たりの接種回数は、最多とみられる今月6日に約158万回(自治体での接種約138万回、職域接種約20万回)に達したという。ただ、予約のキャンセルなどの影響で日によってばらつきもあり、政府は自治体での接種を安定的に1日120万回程度に保つことを目指している。

 これに関連し、菅首相は21日、新型コロナに関する関係閣僚会議でワクチンの効果を強調した。会議で報告された厚生労働省の発表によると、10万人当たりの新規感染者は、新型コロナワクチンを2回接種した65歳以上の高齢者が0・9人だったのに対し、未接種の高齢者は13人だった。

 首相は「ワクチンの接種が感染を抑えるという定量的なデータだ」とした上で、「新規感染者の増加に伴う重症者の急増といった兆しは見られていない」と語った。

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2225856 0 政治 2021/07/21 22:36:00 2021/07/22 15:16:14 2021/07/22 15:16:14 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210721-OYT1I50143-T.jpg?type=thumbnail

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