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異例の幹事長5年、二階氏の「にらみ」健在…自派閥優遇に不満の声「世間から古い体質と見られる」

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 自民党の二階幹事長が3日、就任から5年を迎える。党内ににらみをきかせて政権運営を支える一方、「二階派を優先しすぎだ」などと不満もくすぶっており、次の党役員人事での処遇に注目が集まっている。

 二階氏は2日、党本部で都議会自民党の幹事長に就任した小宮安里都議らのあいさつを受けたほか、経済産業省から政策の説明を聞いた。先の都議選では候補者の応援に回り、土石流災害があった静岡県熱海市への視察を計画するなど、82歳の二階氏は精力的に活動している。

 二階氏は2016年8月、自転車事故で入院した谷垣禎一前幹事長に代わり、幹事長に就任した。幹事長は1~2年で交代するのが通例だが、20年9月には師と仰ぐ田中角栄・元首相を抜いて在職日数は歴代最長となった。

 力の源泉は、与野党に広がる人脈に加え、政局の先を見据えた判断力だ。安倍首相時代には党総裁任期延長の検討を打ち出し、安倍氏の総裁連続3選に道を開いた。安倍氏が辞任表明すると、いち早く当時の菅官房長官を支持し、菅首相誕生の流れを作った。

 通常国会では、内閣不信任決議案が提出されれば「(首相は衆院を)直ちに解散する」と繰り返し、野党をけん制した。公明党の山口代表は「経験豊富で党の実権を持っている。二階氏抜きに政治は考えられない」と評する。

 一方、党内では二階氏が幹事長ポストに座り続けることに批判的な見方もある。人事や選挙区調整などを巡り、「二階派に有利な判断や裁定が多すぎる」(他派閥の閣僚経験者)との声は少なくない。

 二階氏は3月、菅首相の続投支持を早々に表明した。首相は衆院選を制して総裁選を無風で乗り切る戦略を描いており、二階氏周辺は「首相を支えて衆院選に勝利した幹事長を代える理由はない」と続投をもくろむ。ただ、党内には「二階氏が居座れば、世間から古い体質の党と見られる」との声も出始めている。

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2256281 0 政治 2021/08/03 05:00:00 2021/08/26 10:26:48 2021/08/26 10:26:48 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210802-OYT1I50197-T.jpg?type=thumbnail

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