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「小石河連合」石破氏との連携はもろ刃の剣…河野氏陣営に党員票では追い風、議員票は離反も

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 自民党総裁選に出馬表明した河野太郎行政・規制改革相の陣営に、石破茂・元幹事長と小泉環境相が名を連ねることになった。3氏は世論調査で高い支持を集めるだけに、党員・党友票争いでの追い風が見込める。一方、石破氏と対立する安倍前首相や麻生副総理兼財務相に近い国会議員の反発を招くおそれもある。

 「過去、何度も総裁選を経験した。支持してくれる有権者を持っている。そういう方々に話し、そのもとに総裁選をやっていきたい」

 石破氏は15日、石破派(17人)の臨時総会後に記者会見し、河野氏の勝利に向けて党員票獲得に力を尽くす考えを強調した。

 総裁選に4回挑み、いずれも敗れた石破氏は今回も出馬の可能性を探っていた。しかし、勝算は低いとみて、河野氏を押し上げることで自らの存在感を残す道を選んだ。

 小泉氏は14日の記者会見で河野氏支持を表明した際、最大派閥・細田派(96人)への対抗心をむき出しにした。派が岸田文雄・前政調会長と高市早苗・前総務相を支持する方針を示したことを引き合いに、「そのこと一点をもってしても、誰が、党、日本を変えられるリーダーか明らかではないか」と訴えた。

 今回の総裁選は、国会議員の383票と、同数の党員・党友票の計766票を争う。「次の首相」を問う読売新聞社の世論調査(4~5日)で、河野氏は首位(23%)となり、石破氏が21%で続く。小泉氏は4位(11%)だ。この3氏が組めば、世論動向が反映されやすい党員票争いで有利に立てると見る向きが多い。

 総裁選後には衆院選が迫る。これまでの国政選では、河野、石破、小泉3氏には選挙応援の要請が絶えなかった。石破派中堅は、3氏の頭文字から「小石河連合」と呼び、「オールスターだ。『選挙の顔』を求める若手議員も引き寄せられる」と期待する。

 ただ、懐疑的な見方も根強い。細田派幹部は「3氏が手を結んでも、支持率の足し算にはならない。敬遠する議員も増える」と語る。石破氏は、党内で影響力を持つ安倍氏と麻生氏との確執があり、議員票の「河野離れ」を招く可能性がある。小泉氏が派閥をやり玉に挙げるのは、派閥幹部の締め付けで河野氏を支持する議員票が伸び悩むことを懸念しているためとも言える。

 麻生派に属する河野氏の立場は複雑だ。河野氏は15日、石破氏からの支持について記者団に問われると「一人でも多くの方々に支援を頂けるのはありがたい」との模範解答にとどめた。

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2369671 0 政治 2021/09/16 05:00:00 2021/09/16 07:29:32 2021/09/16 07:29:32 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210915-OYT1I50178-T.jpg?type=thumbnail

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