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[自民党総裁選2021]河野太郎行政・規制改革相の主張と横顔

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社会保障 最大のテーマ、夫婦別姓・同性婚に賛成(9月20日)

 ―― 総裁選の争点は何か。
 自民党が国民の声に耳を傾ける政党であり続けるのか、国民の声よりも、何か余計に耳を傾けなければいけないものがあるのか、それが一番問われているのではないか。国民から社会保障に対する要望があるにもかかわらず、なかなか対応できてこなかった。年金や医療、介護、子育てなどの改革をしっかりやることが、私にとって最大のテーマだ。

 ―― 年金制度改革の具体的な中身は。
 最低保障はやはり必要だ。保険料を払わないとその分は年金を削減するという今の基礎年金は、本当に最低保障になっているのか。最低保障部分は保険料ではなく、税でやるしかない。(財源は)消費税がいいと思っている。  <インタビュー全文を読む>

日本記者クラブ主催公開討論会(9月18日)

「デジタルで社会便利に」

河野行革相(18日)
河野行革相(18日)
河野氏の揮ごう「温」(18日の公開討論会後)
河野氏の揮ごう「温」(18日の公開討論会後)

 新型コロナのワクチン接種はかなりいい調子で進んでおり、11月前半にはほぼ希望者に打ち終えるのではないか。3回目のブースター接種(追加接種)についても必要な量は確保している。来年には、生後6か月の赤ちゃんにも打てるワクチンが出てくる予定だ。年内に新たな治療薬が出てくるとも聞いている。

 政府が簡易検査キット(の大量供給)を後押しし、しっかり検査できる体制を作らなければいけない。病床が足りなくならないようきちんと調整できるようにする。自宅療養の人の健康管理にはデジタル技術をしっかり使う。

 コロナ禍では、デジタル技術の必要性が認識された。今までマイナンバーに反対していた人も、行政手続きや給付金の支払いの遅れを痛感したと思う。コロナ後はデジタルの力を借りて、社会をより便利で付加価値のあるものにしていかなければいけない。
  <詳細は、コチラから>

共同記者会見の要旨(9月17日)

 17日に行われた共同記者会見の発言要旨は次の通り。

出陣式で「頑張ろう」を三唱する河野太郎氏=代表撮影
出陣式で「頑張ろう」を三唱する河野太郎氏=代表撮影

 【総裁選の争点】国民からの支持が最大の争点だ。賃上げや年金改革、未来への投資を活用し、国民に生活が豊かになりつつあることを実感してもらえることが一番大事だ。

 【新型コロナウイルス対策】デジタル技術を活用し、療養者の安全・安心を担保する。早く検査できるキットを低コストで大量に供給し、感染を防ぎながら経済を少しずつ広げていく。

 【皇位継承】日本の伝統を次の世代に受け継ぐことは非常に重要だ。有識者会議の最終的なとりまとめを尊重したい。広く国民に理解してもらう努力はしなければならない。

 【憲法改正】党は4項目を挙げている。野党にも提案があるだろうから、持ち寄って国会でしっかりと議論し、なるべくまとまったものから進めることが大事だ。

 【森友学園問題の再調査】公文書の管理は非常に大切だ。再調査の必要はないと思うが、関係者の心の痛みには向き合わなければいけない。

 【経済対策】飲食店などにデジタル化したデータを用い、給付金の早期の支払いを行う。申請を待って審査するのでなく、先に払って、違っていたら戻してもらうようなやり方でなければならない。

 【安全保障】中国は軍事力を拡大している。一方的な現状変更の試みに、国際社会で立ち向かわなければならない。防衛予算は無尽蔵ではないが、最低限必要なものは確保する。したたかな外交が必要だ。

 【臨時国会のあり方】首相指名、組閣、所信表明、代表質問まではワンセットだと思っている。国民に次の衆院議員を(衆院選で)しっかりと選んでもらうため、そこまでしっかりやりたい。

推薦人名簿(敬称略)

 【衆院】阿部俊子〈当選5回・岡山3区〉、高橋比奈子〈3・比例東北〉(以上、麻生派)古川禎久〈6・宮崎3区〉、平将明〈5・東京4区〉(以上、石破派)義家弘介〈3・神奈川16区〉、穴見陽一〈3・大分1区〉(以上、細田派)野中厚〈3・埼玉12区〉、宮崎政久〈3・比例九州〉(以上、竹下派)伊藤忠彦〈4・愛知8区〉、岡下昌平〈2・比例近畿〉(以上、二階派)坂本哲志〈6・熊本3区〉、石原宏高〈4・東京3区〉、上野賢一郎〈4・滋賀2区〉(以上、石原派)伊藤達也〈8・東京22区〉、田中良生〈4・埼玉15区〉、武村展英〈3・滋賀3区〉(以上、無派閥)

 【参院】中西健治〈2・神奈川〉(麻生派)山下雄平〈2・佐賀〉(竹下派)島村大〈2・神奈川〉、園田修光〈1・比例〉(以上、無派閥)

出馬会見(9月10日)で訴えたこと

 【政治姿勢】皆さんの思いや不安を受け止め、情報を共有し、しっかりとしたメッセージを出し、皆さんと一緒に直面する危機を乗り越えていく。人が人に寄り添う、ぬくもりのある社会を作っていきたい。

 【エネルギー政策】再生可能エネルギーを最大限、最優先で導入する。足りないところは安全が確認された原発を当面は再稼働していく。原発の新設や増設は現時点で現実的ではない。

 【皇位継承】日本の一番の礎は、長い伝統と歴史と文化に裏付けられた皇室と日本語だ。(天皇の歴史は)126代にわたり続いている。(皇位継承に関しては、政府の)有識者会議に取りまとめをしてもらい、国民に広く説明し、支持をいただいて前へ進まないといけない。

 【経済政策】労働分配率が一定水準以上の企業には、法人税の特例措置を設けるなど、企業から個人へ、個人を重視する経済を考えていきたい。(消費税減税は)今のところ考えていない。

 【憲法改正】憲法改正は非常に大きな問題だ。様々な政治日程、その時の重要課題を考えながら、やらないといけない。

主な政策

【エネルギー】産業界も安心できる現実的なエネルギー政策を進める
【皇位継承】安定的な皇位継承策を検討する政府の有識者会議の議論を尊重
【憲法】新しい時代にふさわしい憲法改正を進める
【コロナ対策】ワクチン接種を迅速に進め、3回目接種を準備
【外交・安全保障】自衛隊の防衛能力を向上

プロフィル…政界トップクラスの英語力と発信力

生年月日/1963年1月10日(58歳)

選挙区/衆院神奈川15区(当選8回)

学歴・経歴/米ジョージタウン大。1996年衆院選で初当選。防衛相や外相などを歴任。麻生派

ネット活用 知名度抜群

 知名度は抜群で、世代交代を求める若手議員からの待望論は根強い。菅首相も新型コロナウイルス対策の「継続が大事だ」として、支持を表明した。2代連続で神奈川県内の小選挙区選出議員が首相に就任できるかどうか注目を集める。

 父は自民党総裁を務めた河野洋平・元衆院議長、祖父は元農相の一郎氏で、河野家にとって「首相誕生」は悲願でもある。

 米ジョージタウン大では、英語力と国際感覚を磨いた。帰国後は民間企業勤務を経て、1996年衆院選で初当選した。

 2015年以降、安倍内閣で国家公安委員長や外相、防衛相を歴任。菅内閣では新型コロナのワクチン担当に起用された。米製薬大手に直談判して調達遅れを挽回する一方、供給計画を巡り一部で混乱を招き、謝罪する場面もあった。

 最大の武器は発信力だ。インターネット番組を自ら運営するなど、積極的にネットを活用する。自民党内では、調整力や根回しに欠けるとの評もつきまとう。

 議員宿舎では、地元を守る妻・香さんが作り置きした手料理を電子レンジで温めて食べ、英気を養っている。(2021年9月20日本紙より)

1963年1月 神奈川県生まれ
  81年4月 慶応大経済学部入学
  82年9月 米ジョージタウン大入学
  86年2月 富士ゼロックス入社
  96年10月 衆院神奈川15区に出馬し、初当選
2002年1月 総務政務官
     4月 父・河野洋平元衆院議長の生体肝移植で、自らの肝臓を提供
  04年10月 自民党神奈川県連会長
  05年11月 法務副大臣
  08年9月 衆院外務委員長
  09年9月 自民党総裁選に初挑戦
  15年10月 第3次安倍改造内閣で国家公安委員長として初入閣
  17年8月 第3次安倍・第3次改造内閣で外相に就任
  19年9月 第4次安倍再改造内閣で防衛相
  20年9月 菅内閣で行政・規制改革相
  21年1月 新型コロナウイルスのワクチン担当

【血液型】O型【愛読書】なし【座右の銘】なし【尊敬する人物】なし【家族構成】妻、妻の母、長男【親族の国会議員】河野一郎元農相(祖父)、河野謙三元参院議長(大叔父)、河野洋平元衆院議長(父)

 思ったことをそのまま口に出す性格。かつて脱原発を公言し、最近も女系天皇の検討を訴えた。地上配備型迎撃システム「イージスアショア」の配備計画撤回では、与党への根回し不足が指摘された。政界トップクラスの英語力と発信力が武器。ツイッターのフォロワー数は安倍前首相に次ぎ、1日に何度も更新する。(2020年9月本紙より。行政・規制改革就任で)

 外相就任前は 舌鋒(ぜっぽう) 鋭い政府批判で名をとどろかせたが、1年余りの仕事ぶりに、外務省内では「英語力もあるし意外に現実的」(幹部)と高い評価も。仕事の合理化や政府開発援助(ODA)の見直しなど、個人的に関心の高い分野で独自色も出す。「人の行かなかった国に出向く」が持論で、50か国・地域(のべ73か国・地域)を訪問した。ポスト安倍も念頭に「自民党総裁選に必ず出馬する」と明言する。(2018年10月本紙より。外相就任で)

 防災相在任中に発生した2016年4月の熊本地震では、秘書官より早く妻の車で首相官邸に駆け付け、周囲を驚かせた逸話を持つ。肝炎を患った父・河野洋平・元衆院議長のために2002年、自身の肝臓の一部を提供した。(2017年8月本紙より。外相就任で)

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使い方
2373276 0 政治 2021/09/11 05:00:00 2021/09/21 18:51:07 2021/09/21 18:51:07 自民党総裁選で、オンライン出陣式に臨む河野太郎行政・規制改革相(※代表撮影) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210918-OYT1I50037-T.jpg?type=thumbnail

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