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[自民党総裁選2021]野田聖子・幹事長代行の主張と横顔

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議員減へ比例復活廃止、こども庁で少子化対策(9月23日)

  ――「だれもが『わかる政治』を」をスローガンに掲げた。

 国会、永田町、その中核にある自民党というのは強い人の集まりだ。強い人が土台となった政策作りは極めて危険だ。世の中には強くない人、強くなれない人、挫折した人、様々な人がいる。「わかる」とは、そういう人でも仲間に入れるという意味だ。そんな政治を作りたい。

  ――思い描くリーダー像は。

 私の信念はぶれないということだ。ただ、上から制圧しない、命令しないということが大切だ。台湾、ニュージーランド、ドイツとコロナ禍で活躍したのは、女性のリーダーばかりだ。科学的知見に基づいて冷静に国民に事実を語り、協力要請できる信頼できるリーダーになりたい。 <インタビュー全文を読む>

日本記者クラブ主催公開討論会(9月18日)

「子ども政策 枠組み転換」

野田幹事長代行(18日)
野田幹事長代行(18日)
野田氏の揮ごう「愛」(18日の公開討論会後)
野田氏の揮ごう「愛」(18日の公開討論会後)

 コロナで一番不安なのは重症化だ。予防に向けて、1回目のワクチンを速やかに打ってもらい、2回目、3回目の接種に向けて万全の体制を整えることに全力で取り組む。早期発見、早期治療の受け皿を作っていく。

 コロナの対応は、残念ながら通常医療ではない。期間限定、暫定的な「サブホスピタル」を用意し、軽症者や中等症者を受け入れ、重症化しないように国が責任を持ってやっていく。今、子どもが置き去りにされている。ちゃんとした教育を受け、友達との日々を過ごせるように、ワクチン接種を望む11歳以下の人に積極的に投与できる段取りを進めていきたい。

 コロナで、女性や子どもなど、元々弱かったところがさらにへこんでしまっている。しっかりと立て直すために「こどもまんなか」政策で新たなパラダイムシフト(枠組みの転換)を起こしていく。
  <詳細は、コチラから>

共同記者会見の要旨(9月17日)

 17日に行われた共同記者会見の発言要旨は次の通り。

出陣式で気勢を上げる野田聖子氏
出陣式で気勢を上げる野田聖子氏

 【総裁選の争点】有事である新型コロナウイルスとの対峙だ。子どもたちが利用できるワクチンや教育を整え、子どもたちの心の傷を残さないように取り組みたい。

 【新型コロナウイルス対策】軽症でもすぐに医療を受けられるようにしたい。自宅療養は極力やめて、国として軽症患者の重症化を防ぐ場所を作りたい。

 【皇位継承】男系男子を続けるには難しい状況だ。国民に広く意見を求めなければならず、議論を閉ざしてはいけない。一つの選択肢として、女系天皇は含まれると理解している。

 【憲法改正】4項目は了承しているが、世界情勢も大きく変わっている。項目にこだわらず、広く国民の意見をいただきたい。

 【森友学園問題の再調査】公文書の隠蔽、偽造、改ざん、廃棄は、絶対にあってはならない。多くの国民が納得していない中で、反省し、二度と起きないようにするため、調査する必要がある。

 【経済対策】(コロナ禍で)会社員やアルバイトらに格差なく(給付金などの)給付をできる体制を作りたい。飲食店などには納税額や店舗の規模、従業員数との見合いで、公平な給付をしていきたい。

 【安全保障】平和安全法制でグレーゾーンは担保できる。それ以上の時は憲法改正だと公明党とも約束ができている。そこを踏まえ、国防がどうあるべきかは、国民のコンセンサス(合意)を取らなければならない。

 【臨時国会のあり方】所信表明を行い、公平性を保つために野党各党の代表質問も受けることが、国民の不安を取り除くため、やらなければならない仕事だ。

推薦人名簿(敬称略)

 【衆院】福井照〈当選7回・比例四国〉、大岡敏孝〈3・滋賀1区〉、神谷昇〈2・比例近畿〉、出畑実〈1・比例南関東〉(以上、二階派)百武公親〈1・比例北関東〉(竹下派)宮路拓馬〈2・比例九州〉(石原派)川崎二郎〈12・比例東海〉、渡海紀三朗〈9・兵庫10区〉、浜田靖一〈9・千葉12区〉、木村弥生〈2・比例近畿〉(以上、無派閥)

 【参院】鶴保庸介〈4・和歌山〉、三木亨〈2・比例〉、岩本剛人〈1・北海道〉、清水真人〈1・群馬〉(以上、二階派)渡辺猛之〈2・岐阜〉、元栄太一郎〈1・千葉〉(以上、竹下派)山田俊男〈3・比例〉、柘植芳文〈2・比例〉、三原じゅん子〈2・神奈川〉、徳茂雅之〈1・比例〉(以上、無派閥)

主な政策

【コロナ対策】ワクチン特効薬の供給確保、専用病床の確保
【子育て】「こどもまんなか庁」の設立。少子化から脱却
【多様性】選択的夫婦別姓の実現を目指す
【地方創生】地域の生活の支えとして重要な郵便局やJAのさらなる活用
【外交・安全保障】経済安全保障、食料安全保障の観点から制度を整備

プロフィル…少子化対策に強い思い入れ

生年月日/1960年9月3日(61歳)

 選挙区/衆院岐阜1区(当選9回)

 学歴・経歴/上智大外国語。1993年衆院選で初当選。消費者相、党総務会長、総務相などを歴任。無派閥

「4度目の正直」で初挑戦

 過去3回の総裁選では推薦人20人の壁に阻まれ、出馬を断念したが、「4度目の正直」で初めての挑戦となる。1993年の衆院初当選以来、自らの首相就任を想定した「野田内閣」の構想を練っており、閣僚の半分を女性にしたい考えだ。

 祖父は、野田卯一・元建設相。帝国ホテル勤務を経て、1987年に26歳で岐阜県議に当選した。98年には、37歳で小渕内閣の郵政相に抜てきされ、戦後最年少の閣僚(当時)となった。

 2005年、郵政民営化関連法案に反対して自民党を離党した。06年の復党後は党総務会長や総務相などを歴任。20年9月からは党幹事長代行として二階幹事長を支え、今回の総裁選出馬では二階派の協力を得た。意志の強さに定評があるが、党内には「調整能力は未知数だ」との声もある。

 11年1月、米国で卵子提供を受け長男を出産した。長男は医療的ケアが必要で、育児と政治活動を両立してきた。先の通常国会では、「医療的ケア児支援法」の成立にも尽力した。何よりの息抜きは長男と過ごす時間だといい、「不条理、理不尽の渦の中で全部リセットされる」と愛情を注いでいる。(2021年9月20日本紙より)

1960年9月 福岡県生まれ
  83年3月 上智大外国語学部卒業後、帝国ホテル勤務
  87年4月 岐阜県議会議員選挙に初当選
  93年7月 衆院旧岐阜1区から出馬し、初当選
  98年7月 37歳で小渕内閣の郵政相として初入閣
  99年10月 衆院本会議の呼び出し(議事進行係)に女性議員で初の就任
2005年9月 郵政民営化関連法案に反対して自民党公認を外れ、無所属で衆院岐阜1区から出馬し当選
  05年11月 自民党を離党
  06年12月 自民党に復党
  08年8月 福田改造内閣で消費者相
  12年12月 自民党総務会長
  17年8月 第3次安倍・第3次改造内閣で総務相・女性活躍相
  18年10月 衆院予算委員長
  20年9月 自民党幹事長代行

【血液型】A型【愛読書】総務省統計局「日本の統計」【座右の銘】可能性は無限大【尊敬する人物】祖父、母【家族構成】夫、長男【親族の国会議員】野田卯一元建設相(祖父)

 閣僚経験が豊富で党三役の総務会長を務めたこともあり、「女性初の首相」を 虎視眈々(こしたんたん) と狙う。豪快な性格だが、役職に就くと発言を選ぶ慎重な一面も。1993年に初当選。同期の安倍首相とは距離を置いてきた。2015年の党総裁選では首相に対抗して出馬を模索したものの、推薦人が集まらず辛酸をなめた。不妊治療を経て子どもを産んだ経験から、乳児用液体ミルクの普及などに力を入れる。(2017年8月本紙より。総務相就任で)

 小渕政権で当時最年少の37歳で入閣し、郵政相を務めた。2005年には、郵政民営化関連法案に反対して、衆院選には無所属で出馬。自民党に「刺客」候補を差し向けられる苦難を味わった。帝国ホテルに勤務した後、県議を経て国政入りした。長年の不妊治療の末、提供卵子による体外受精で2011年1月に長男を出産した。少子化対策への思い入れは強い。(2012年12月本紙より。総務会長就任で)

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2373269 0 政治 2021/09/12 05:00:00 2021/09/23 17:55:57 2021/09/23 17:55:57 自民党総裁選の出陣式に臨む野田聖子幹事長代行(17日午前9時13分、東京都千代田区で)=木田諒一朗撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210918-OYT1I50050-T.jpg?type=thumbnail

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