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石破氏・小泉氏を「二枚看板」に…河野氏陣営の「役割分担」

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 自民党総裁選に出馬表明した河野太郎行政・規制改革相の陣営は16日、発信力を期待できる石破茂・元幹事長と小泉環境相を「二枚看板」として前面に出す戦略を鮮明にした。安倍前首相と安倍氏の出身派閥・細田派(96人)への対抗も軸に据える構えだ。党改革を旗印に、党員や、世論動向に敏感な中堅・若手議員の支持獲得を狙う。

■「古い自民党」

 「石破さんや小泉さん、皆さんと一緒に、次の時代の自民党に改革し、前へ進む国を作っていきたい」

 河野氏は16日、都内のホテルで石破、小泉両氏が中心で開いた派閥横断の決起集会にビデオメッセージを寄せ、党改革への意欲をにじませた。

 壇上には石破、小泉両氏が並んだ。石破氏は「古い自民党と国民との戦いだ。派閥が横行する党を変えようと若い皆さんが立ち上がってくれた」と訴えた。小泉氏は「派閥の力学ではなく、国民、党員の支持のもとに歩む政権を作らないといけない」と同調した。

 両氏が意識する派閥とは、最大派閥・細田派にほかならない。念頭には同派に影響力を行使する安倍氏があるとみられる。石破氏は、森友学園問題への対応で批判を繰り返すなど、安倍氏と長く対立する。小泉氏も、「安倍1強」と称された第2次安倍内閣以降、政権に物言う姿勢で存在感を示した。

■役割分担か

 河野氏は、議員の支持基盤が盤石と言えないなか、党員を含む国民の支持を集め、態度未定の議員も取り込みたい考えだ。

 そもそも細田派には、河野氏のエネルギー政策などに警戒感を抱くベテランが多い。同派は岸田文雄・前政調会長と高市早苗・前総務相を支持する方針を掲げた。河野陣営では「細田派に配慮しても多くの票は見込めない。徹底して戦う姿勢を見せた方が党員にアピールできる」(無派閥議員)との声が力を増していた。

 とはいえ、河野氏陣営には、安倍氏や細田派との対決路線への傾斜は「議員票を減らしかねない」(河野氏周辺)と危ぶむ向きもある。河野氏自身は対決路線と距離を置いている。河野氏は16日のフジテレビの番組で、安倍氏や、自らが属する麻生派を率いる麻生副総理兼財務相と決別する覚悟があるかを問われ、「別に決別する必要もない」と語った。攻撃的な発言は、石破、小泉両氏に委ねる役割分担の側面もありそうだ。

 集会には麻生派と竹下派、二階派、石破派、石原派、無派閥の中堅・若手ら28人、代理が29人参加した。

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2372912 0 政治 2021/09/17 05:00:00 2021/09/17 11:12:41 2021/09/17 11:12:41 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210917-OYT1I50022-T-e1631844758759.jpg?type=thumbnail

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