中道路線の泉健太氏・リベラル系の逢坂誠二氏を軸に展開か…立民代表選で2氏出馬表明

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 枝野幸男・前代表の後任を決める立憲民主党の代表選(19日告示、30日投開票)を巡り、泉健太政調会長(47)と逢坂誠二・元総務政務官(62)が16日、立候補する意向を表明した。代表選は、中道路線を志向する泉氏とリベラル系の逢坂氏を軸に進むとみられ、共産党との共闘のあり方などが争点となる見通しだ。

泉健太氏
泉健太氏
逢坂誠二氏
逢坂誠二氏

 泉氏は16日、自らが会長を務める旧国民民主党出身の議員らによるグループ「新政権研究会」(22人)が国会内で開いた会合に出席し、代表選に出馬する考えを伝えた。会合には、小熊慎司、大西健介両衆院議員ら約10人が出席した。

 会合後、泉氏は記者団に「党の魅力を発揮できるよう挙党一致の態勢を目指したい」と強調した。泉氏は衆院京都3区選出で当選8回。昨年9月の代表選では、枝野氏と争って敗れた。

 これに対し、旧立民系の党内最大グループ「サンクチュアリ」(会長=近藤昭一衆院議員、27人)は16日夜、逢坂氏を擁立する方針を決めた。逢坂氏は記者団に「党の置かれている状況などを総合的に考え、出馬を決意した」と語った。逢坂氏は元北海道ニセコ町長で、衆院北海道8区選出の当選5回。旧立民では政調会長を務めた。

 同グループ内では、所属する小川淳也・元総務政務官(50)が出馬に意欲を示していたほか、西村智奈美・元厚生労働副大臣(54)を推す声も出ていた。ただ、同グループ前会長で政界を引退した赤松広隆・前衆院副議長らが経験不足などを理由に難色を示した。このため、首長や党の要職経験がある逢坂氏に白羽の矢が立った。近藤氏は「(逢坂氏は)安定性を持った人で、党を引っ張るにふさわしい」と説明した。

 逢坂氏の出馬が決まったことで、党内では、小川、西村両氏の立候補は難しいとの見方が出ている。ほかに大串博志役員室長(56)が出馬を模索している。

 立民は先の衆院選で、政権交代した場合の「限定的な閣外協力」で共産党と合意し、共産などとの選挙協力を進めた。これについて、泉氏は16日、「党には中道から穏健保守層に訴える役割があったが、十二分に発揮できなかった」と述べ、見直す考えを示唆した。

 一方、逢坂氏は今月上旬、自身のブログで、国政選での野党候補の一本化について、「野党が一丸となって1対1の構図を作ることが大事だ」などと主張した。泉、逢坂両氏が、共産などとの関係について、代表選でどのように訴えるかが焦点となりそうだ。

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