岸田首相、資金力で「首相候補」引き離す…収入の8割はパーティーで

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岸田首相
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 総務省が26日に公表した2020年分の政治資金収支報告書などを基に、岸田首相と菅前首相、将来の首相候補と目される自民党議員の収入総額を比較した。トップは岸田氏で、1億5652万円(前年比4・1%減)に上った。全国会議員の中でも例年上位に位置し、安定した資金力も首相就任を後押ししたとみられる。

 総務相所管の中央分と県選挙管理委員会所管の地方分で、資金管理団体と支部長を務める政党支部の収入額を合計して比較した。

 岸田氏の収入の8割は政治資金パーティーだ。東京都内や地元・広島のほか、愛知や沖縄など全国で開催した。収入が1000万円以上の特定パーティーは6回に上った。

 20年は新型コロナウイルスの感染拡大で、国会議員の政治資金パーティーが延期・縮小されるケースが相次いだ。しかし、岸田氏はパーティーで1億2792万円を得て、前年並みを維持した。今年9月の総裁選への出馬を念頭に、資金集めに奔走していたことがうかがえる。

 次いで多かったのは茂木幹事長で、1億4418万円(同1・5%増)を集めた。パーティー収入7212万円のほか、企業・団体(4012万円)や個人(1563万円)からの寄付が目立った。

 河野太郎広報本部長は、寄付が収入の4割近くを占めたことが特徴だ。収入総額は前年比14・8%増の9167万円だった。自らが出馬した総裁選に向けて、準備を進めていたとみられる。

 総裁選に出馬した高市政調会長は、県選管所管分が公開前で単純比較できないが、資金管理団体(中央分)の収入は961万円だった。

 一方、菅前首相は1億537万円(前年比6・1%減)だった。昨年9月の首相就任後に朝食会やセミナーを計5回開いて4615万円を集めた。

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2551363 0 政治 2021/11/26 22:01:00 2021/11/26 22:01:00 2021/11/26 22:01:00 新型コロナウイルス感染症対策本部に臨む岸田首相(12日、首相官邸で)=源幸正倫撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211126-OYT1I50137-T.jpg?type=thumbnail

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