オミクロン濃厚接触者、施設待機が徹底されず…首相が封じ込め強化訴え

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 岸田首相は21日、臨時国会閉会を受けて首相官邸で記者会見し、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」感染者の濃厚接触者に対し、宿泊施設での14日間待機を徹底するよう要請する考えを示した。外国人の新規入国の原則停止などの水際対策を当面の間、延長する考えも重ねて示した。

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政府のコロナ対策などについて説明する岸田首相(21日)
政府のコロナ対策などについて説明する岸田首相(21日)

 首相は国内でのオミクロン株の感染封じ込め強化が必要だとし、「濃厚接触者に対して自宅待機ではなく14日間の宿泊施設での待機を要請する」と述べた。

 政府は都道府県などに対し、オミクロン株の濃厚接触者には自治体の宿泊施設での待機を求めるよう通知しているが、要請に応じない人も多い。東京都内のオミクロン株感染者の濃厚接触者は、入国者だけでも20日時点で1044人に上り、このうち約650人は施設入所を調整中か、「幼い子どもがいる」などの事情で自宅待機を選んだという。

 全ての新規感染者にオミクロン株に感染しているかどうかの全遺伝情報(ゲノム)解析を行うことで、拡大防止を徹底する考えも強調した。

 新規入国停止の延長に関しては、「オミクロン株の感染力や重症化リスクなど、科学的な評価が確立しているとは言えない」と語り、緩和時期の判断は時期尚早だとの考えを示した。

 政府の経済対策に盛り込んだ保育士や介護職員らの収入引き上げについては「来年2月から恒久的に3%引き上げる」と述べた。中小企業の賃上げを促進するため、自ら産業界に協力を要請する考えも示した。

◆首相記者会見のポイント

▽オミクロン株感染者の濃厚接触者に、14日間の宿泊施設での待機徹底を要請

▽水際対策強化は当面、延長

▽全ての新規感染者にオミクロン株の検査実施

▽介護、保育、幼児教育、看護の現場で働く人の給与を恒久的に3%引き上げ

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