「新しい資本主義」意味する言葉、計16回使った首相…施政方針に表れた「強い思い」

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 岸田首相が17日に行った施政方針演説で用いた言葉を分析すると、昨年12月の臨時国会で行った所信表明演説に比べ、自身が掲げる「新しい資本主義」や同様の意味を持つ「資本主義の変革」といった言葉が増えた。夏の参院選を見据えて、「岸田カラー」を前面に打ち出す狙いがあったとみられる。

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 施政方針演説の中で、首相は「新しい資本主義」という言葉を8回繰り返した。使用回数は所信表明(7回)とほぼ同じだったが、「資本主義の変革」や「経済社会変革」など、同じ意味の言葉を含めれば、所信表明よりも6回多く、計16回だった。

 首相は日頃から、新しい資本主義について、「成長と分配の好循環で実現する」と強調している。施政方針では、「分配」にも8回触れ、所信表明の5回から増やした。「人への投資」「人的投資」には、計5回言及した。所信表明では1回だけだった。自民党ベテランは、「首相の政策実現に向けた思いの表れだろう」と解説する。

 「政権の最優先課題」と位置づける新型コロナウイルス対応に関連する言葉では、「コロナ」と変異株「オミクロン株」を合わせた回数は所信表明の16回から22回に増えた。「ワクチン」や「接種」を使った回数も17回から18回に増えた。臨時国会が開かれていた昨年12月よりも、感染が急拡大していることが背景にありそうだ。

 所信表明では「経済社会活動の再開」を2回、国が観光や飲食業を支援する「GoTo事業」を1回使ったが、今回は触れることがなかった。消費喚起策よりも、感染拡大防止に力点を置く姿勢を鮮明にしたようだ。

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