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小泉純一郎、菅直人氏ら首相経験者5人が、東京電力福島第一原発事故で「多くの子どもたちが甲状腺がんに苦しんでいる」とする書簡を欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会に送った。政府などは「誤った情報」と強く批判している。
書簡は、EU内での原発反対を求める内容。小泉、菅、細川護煕、鳩山由紀夫、村山富市の5氏の連名で、欧州委のウルズラ・フォンデアライエン委員長宛てに1月27日付で送られた。
西銘復興相は4日の記者会見で「誤った情報を広め、いわれのない差別や偏見につながる。適切でない」と批判。山口環境相は5氏に反論する文書を送り、抗議した。
福島県内や自民党からも「誤った情報で風評(被害)が広がる」(高市政調会長)と非難の声が上がっている。同党の外交部会などは4日、風評の