奨学金「出世払い」検討を…首相が指示、就職後に一定年収になったら返済

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岸田首相
岸田首相

 岸田首相は30日、「教育未来創造会議」を首相官邸で開き、大学などの授業料を国が一時的に肩代わりし、学生が就職後に一定の年収に達した段階で返済する「出世払い」方式の新たな奨学金制度の創設に向けた検討を指示した。5月中に制度設計を含めた提言をまとめるよう、末松文部科学相に求めた。

 首相は会議で、「より踏み込んだ提言のとりまとめをお願いする。教育人材育成、人への投資は成長の源泉だ」と語った。

 「出世払い」方式は、オーストラリアなどが採用している。政府が授業料を立て替えて大学に支払うため、学生は在学中、授業料を支払う必要はない。卒業後、一定の年収を超えたら、所得に応じた額を給与天引きで分割納付する仕組みだ。

 日本では、返済不要の給付型奨学金の対象外となった学生は、貸与型奨学金を利用するが、卒業後、年収が低く返済に苦しむ人が少なくない。自民党内では、卒業後、年収300万円に達してから返済を始める制度案などが検討されている。

 首相は会議で、デジタルなど成長分野での学部再編や、高校・大学での文系、理系の横断教育の推進のほか、社会人の学び直しによるキャリアアップの促進策などの検討も求めた。

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2881250 0 政治 2022/03/31 05:00:00 2022/03/31 14:36:22 2022/03/31 14:36:22 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/03/20220331-OYT1I50045-T.jpg?type=thumbnail

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