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林外相は18日、中国の

会談は日本側が呼びかけた。林氏は、ウクライナや北朝鮮の情勢に触れ、「国際社会は大きな挑戦に直面している。建設的かつ安定的な関係構築に向け、双方が努力する必要がある」と強調した。王氏は「両国関係の発展を妨害する要素を取り除き、共に責任を担うべきだ」と応じた。
林氏は会談で、中国海警船による沖縄県・尖閣諸島周辺での挑発行為や、香港、新疆ウイグル自治区の人権問題について「深刻な懸念」を示した。日本周辺での軍事活動の活発化に重大な関心も表明。台湾海峡の平和と安定の重要性にも言及した。
中国外務省の発表によると、王氏は、24日に予定されている日米とオーストラリア、インドの枠組み「Quad」(クアッド)首脳会談に触れ、「日米の協力は陣営同士の対立を引き起こすものであってはならず、まして中国の主権と安全、発展の利益を損ねるものであってはならない」とけん制した。