松野官房長官は19日の記者会見で、未確認飛行物体(UFO)について、2020年9月に当時の河野太郎防衛相が防衛省と自衛隊に目撃した場合の報告を指示して以降、「公表すべき特異な事案はない」と明らかにした。
首相官邸 松野氏は、UFOを分析する組織が日本に存在しているかどうかを問われ、「現時点では専門組織の設立は考えていない」と述べた。その上で「防衛省が我が国の防衛、警備に影響を及ぼす恐れのある情報を得た場合には適切に対応している」と強調した。
米下院情報委員会が今月17日、UFOに関する公聴会を約50年ぶりに開催したことに関連し、記者からの質問に答えた。